私は今まで家電量販店でPCサポートの業務に就いています。この度、転職を考えておりケーブルテレビ局のサービスエンジニアの求人票を見ました。お客様宅へお伺いし、トラブルを解決する仕事だと理解しているのですが、詳しい内情が分かりません。仕事内容について詳しく教えて下さい。
質問
ケーブルテレビ局のサービスエンジニアはどんな仕事をする?31view
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回答
1件の回答
私はケーブルテレビ会社で、技術的なトラブルが起きたときにお客様のところに出張するサービスエンジニアの仕事をしています。提供しているサービスはケーブルテレビの他にもインターネットや電話回線もありますので、トラブルの内容として例えば、テレビが映らなくなった・インターネット回線が遅い・電話に雑音が入る…といったようなものがあります。
お客様から直接、依頼を受けるわけではなく、一度コールセンターを介して症状をヒアリングし、電話で解決できなかった案件にたいして出動します。一件にかかる作業時間は30分程度のものから数時間以上かかるものまで。内容の複雑さや、不良箇所の範囲によって千差万別です。基本的には一人で、機材を積み込んだ軽自動車のバンでお客様のお宅に伺うことになります。
例えば、お客様が使っている機器自体が不良になってしまった場合なら、エラーコード等からすぐに判別できますので、機器の交換をし、初期設定やお客様への説明を行います。機器に対する知識が備わっていれば、作業自体も決して難しいものではありません。
複雑な案件ですと、お問い合わせ頂いたときには出ていた不具合が現地では確認できなかった場合などがあります。不具合箇所の特定が出来ませんので、お客様からできるだけ詳細にヒアリングを行い、機器やケーブル、接続箇所の点検や機器の交換を行います。過去に似たような案件を対応した経験や、同じ会社の横のつながりで仕入れた情報が役に立つことが多々あります。また、必要に応じて電柱側などの高所作業を伴う場合があります。入社後に講習がありましたが、安全面には十分に気をつける必要があります。
不具合が起きてから、お客様のところに出動する仕事ですので、お客様からお叱りを頂くことも少なくありません。仕事を始めたばかりの頃は、自分だけが不当な扱いを受けているような気がして、仕事に行くのが億劫に思えたこともあります。しかし、経験値をつみ、効率的な作業が出来るようになってくると、お客様から「ありがとう」「早く直って助かったよ」などの言葉を頂くことも増えますし、自分でも、何とかして直してみせよう、という気持ちに切り替えることが出来るようになってきます。
それでも辞めていく同僚が少ないとは言えません。作業自体は体力的にキツくもありませんし、待遇も悪いとは思わないのですが、やはりお客様対応の面でストレスになることが多いようです。続けてきた私としては、それも慣れのうちだと思うのですが、元々が人付き合いが苦手だったりすると合わない仕事であるのかもしれません。