客室乗務員、中でも外資系航空会社の客室乗務員の仕事に憧れており、就職したいという気持ちがあります。外資系航空会社客室乗務員の仕事内容を教えて下さい。外資系であればどの会社でも構いませんのでお願いします。
質問
外資系航空会社の客室乗務員(CA)の仕事内容について235view
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1件の回答
シンガポールの航空会社で客室乗務員として勤務していました。拠点はシンガポールだったので、内定が決まってから渡航し家を決めた後、4ヶ月の長い訓練を終え、乗務を開始しました。月に日本とシンガポールを7~8回往復します。2ヶ月に1回、アメリカへの長いフライトもありますが、それ以外はほとんど日本線です。就航先は、東京(羽田・成田)、名古屋、大阪、福岡の五ヶ所です。一ヶ所の滞在時間は24時間ないくらいですが、1人一部屋ホテルの部屋を用意されるので、1日は就航先で自由にできます。
1フライトに数名の日本人クルーがおり、私たちの主な役割は日本人のお客様と現地クルーとの間の通訳や日本語での接客、機内アナウンスなどです。それ以外の業務はほとんど現地のクルーと変わりません。機内の安全確認後、お客様が搭乗したらお席の案内をします。小さなお子様づれやお年寄り、ハンディキャップをお持ちの方へは特に気を配り、こちらからお荷物や機内案内などを率先してお手伝いします。お客様が搭乗したら、手荷物が安全に収納されていることを確認し、おしぼりやメニューカード、イアホンなどを配っていきます。離陸後は、お飲物やお食事を準備し、カートでお客様に配っていきます。宗教上、健康上で食事制限がある方は別メニューを注文されていることが多く、間違えないように注文されたお客様の元へ配っていきます。お食事が終わったら、クルーも交代で休憩をとり、空き時間には免税品販売も行います。
飛行機に乗務していると、もちろん緊急事態に直面することもあります。お客様が突然倒れたり、具合が悪くなったりしたときは、応急処置の訓練も受けていますのでその場で対処します。貧血や飲み過ぎなどの軽い症状であればこちらで場所の確保をし、水分を与えたり体の位置を変えたりして様子を見るのですが、時には自分たちの手に負えない事態も発生します。そんなときは、機内アナウンスでお医者様や医療関係者の方に呼びかけをし、お手伝いいただくことがあります。必要であれば、機内での手当や点滴、人工呼吸などを行える用具も揃えています。
お客様の安全安心を第一に仕事をしながら、おもてなしを提供していくのが本来の役割ですので、限られた時間の中でお客様ひとりひとりへの質の高いサービスを心掛けています。たとえば、誕生日やハネムーンのお客様がいらっしゃる場合、より記念に残るひとときを過ごしてもらうため、機内でケーキやカードをサプライズでお出ししたり、記念撮影なども行います。
勤務先の航空会社によって多少の違いはありますが、仕事の内容としてほぼ同じと言ってよいと思います。ご参考まで。