調剤薬局事務への転職が決まりました。調剤薬局事務のあるある話を教えて下さい!
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回答
1件の回答
調剤薬局の受付事務はの仕事は、患者さんの対応、処方箋の受付、レセプト請求業務などです。
その中でも重要なのが、患者さんへの対応です。調剤薬局は、医療機関でありながらも接客業でもあるのです。
クレームがあれば、上司へ報告し、時には患者さんのお宅へ謝罪へ行くこともあります。
調剤薬局というと、体調不良や負傷している方が多くいらっしゃるところというイメージがありましたが、そうではありません。
この少子高齢化社会で、患者さんのほとんどがお年寄りの方です。体調が悪いから病院へ行って薬を出してもらった、というよりも、いつも飲んでいる薬をもらうために来たという方がほとんどです。また、病院・薬局と家の往復以外、ほとんど外出しない方も少なくありません。そういうお年寄りの方にとっては、病院や薬局で出会うお年寄り仲間とのおしゃべりを楽しみにしている人もいます。なので、「今日、○○さんは来ていないね。体調が悪いのかな」という耳を疑うような内容のおしゃべりが聞こえてくることもあります。決して冗談ではなく、本人たちはいたって普通の会話として話が進んでいきます。
また、仲良くおしゃべりをしていますが、話し手も聞き手もお年寄り。耳が遠かったり、人の話を聞かずに自分が話したいことを話し出したりと、話がかみ合わないままおしゃべりが続いていくことがよくあります。一人暮らしのお年寄りの方も少なくなく、普段あまり人と話す機会が少ないため、話がかみ合っていなくてもおしゃべりできるだけで楽しそうです。聞こえてくる会話に、笑いを堪えるのが大変な時もあります。
お年寄りの方は、受付や薬剤師ともたくさんおしゃべりをしたがります。実際に、薬剤師が薬を渡すときに必要なことしか話さない薬局と、話を聞いてくれる薬局では、お年寄りの方は後者の薬局を利用する方が多いです。
お年寄りの方と仲良くなると、お手紙やお菓子、中には手作りの小物などをいただくこともあります。子供や孫のように可愛がってくれる方もいます。
もちろん、若い人も薬局を利用します。薬局の立地にもよりますが、生活保護世帯も方も多くいらっしゃいます。生活保護を受けている場合、薬代の自己負担がありません。つまり、無料で薬がもらえます。なので、少し風邪気味だから処方箋を出してもらった。知り合いにあげるからシップを多めに出してもらった。などという方もいらっしゃいます。薬代がかからないから、薬だけさっさと渡せと怒鳴り散らす人もいたり。
最初にも書きましたが、薬局は接客業でもあるので、多少の理不尽は我慢しなければいけませんが、あまりにひどい場合は丁重にお断りし、出入り禁止にします。
(もちろん、生活保護の方全員がそうではありません。そういう方もいらっしゃるという話です。)
色々な方がいらっしゃるので、最初は大変なこともあるかとは思います。慣れれば、大体同じ患者さんばかりなので、その人その人によって対応の仕方を変えていけばいいので、そんなに構えなくても大丈夫です。
調剤薬局事務として勤務し、私が感じたよくある話は以上となります。参考になれば幸いです。