臨床検査技師として総合病院へ勤務するとどんなメリット・デメリットがありますか?経験者の方、教えてください。
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総合病院の臨床検査技師、メリット・デメリットとは?1274view
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回答
1件の回答
私たち臨床検査技師の仕事内容は日々、病院にいらっしゃる患者さん達の検査です。私たちの病院では主に生理検査扱っており、心電図やABI、脳波、心臓エコー、下肢エコー、頸動脈エコー、肺機能検査、採血などを行います。
この仕事をしているメリットはやはり、地域のため、人のために役に立っていると感じられることです。直接的な治療は私たちはできませんが、生理検査は直接患者さんに携わる検査ばかりですので、検査後にありがとうとか、よくなってきているよとか言われるとこちらも嬉しくなります。定期的に検査に来られる方もいるので顔や名前を覚えてもらえるのも嬉しいです。
また、健常な方の検査をひたすらこなす健診業務とは違い、何かしら自覚症状や病気をかかえていらしている患者さんが多いので、一人一人に向き合って話をきくことができ、より患者さんに寄り添えると思います。
総合病院ですので、多くの症例を見ることができるのもメリットだと思います。
やはり教科書通りに症状がでる病気ばかりではないので、いろんな体験や、患者さんを見ることで臨床検査技師としての知識も技術もあがると思います。また今は臨床検査技師も、医者や看護師とのコミュニケーションを取りやすく、みんなで議題を話したりするので、他の職業の人からの知識も得ることができます。
また、病院の職員である以上、救命措置もしっかりと学ぶので、院内に関わらず院外でも緊急患者さんがいれば役に立てる可能性があります。
デメリットは、患者さんに直接ふれて検査をすることが多いぶん、患者さんに痛い思いをさせたり、不快な思いをさせてしまうリスクがあるということです。採血などは特にそうです。血管がしっかり見えている方は良いが、血管が細かったり肥満のために血管に触れることのできない方は、採血する側としても緊張します。しかし、これも経験です。数をこなしていくうちに臨床検査技師の勘が働くようになるのです。でもやはり我々も人間ですので失敗もあります。うまく採血ができず、失敗することもあります。許してくれる患者さんもいれば、もうあなたには採血されたくないと怒鳴られる時もあります。気持ちはかなり沈みますが、他のスタッフに励まされたり別のシーンで患者さんにお礼を言われたりすると、また頑張ろうと思えます。
もう一つのデメリットはやはり、病院業務で入院患者さんもいるために休みが不定期なことです。私の病院はオンコールだったために、当番の日は、要請があれば病院まで30分でいけるところで待機していなければいけません。また、夜中でも輸血の依頼や脳波の検査の依頼が飛び込んでくるので、次の日は寝不足で働かなくてはなりません。また土日出勤も多いので、家族や友人と予定を合わせるのは難しいと感じました。