鉄鋼系専門商社のルート営業に転職を希望しています。業界は未経験で、文系出身です。鉄鋼系専門商社のルート営業の仕事内容を教えてください。仕事上気をつけた方が良い事、入ってみて分かった事なども教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
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鉄鋼系専門商社のルート営業の仕事内容について84view
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非鉄金属を取り扱う商社でルート営業をしていたことがあります。ルート営業は、既に関わりのある会社との折衝が主な仕事になります。例えば材料を仕入れたいA社、材料を売りたいB社との間に入って配送方法、材質、大きさ、配達日時などを調整するといった役割です。その中で、それぞれの会社へ電話をしたり、実際に訪問したり、受注発注業務を行ったりしていくのが営業の仕事になります。
そのためにまずは知識をつけるところからスタートします。
アルミニウム、銅、マグネシウムといった素材については勿論、電話応対マナー、接客マナー、事務作業など幅広いことを学ぶ必要があります。
素材についての勉強は、やや理系色が強いので、文系の方は最初苦労するかもしれません。
接客マナーについては、一般的なお辞儀や名刺の渡し方も大事ですが、非常に古い体質の業界であるため、所謂「飲みニケーション」のスキルが非常に重要視されます。
ここで評価が決まると言っても過言ではありません。好き嫌いが多かったり、お酒が飲めなかったりすると、指導と称したパワーハラスメントになることも多々あるので苦手な人は考える余地有りです。
事務作業は、会社のソフトにより多少変わってきますが、基本的には注文の処理を行う「受注・発注業務」がメインだと思って下さい。
電話やFAXで注文を受けたら、発注先に在庫があるかどうか、いつまでに納入できるかなどを聞き、受注表や発注表を作成します。そこでは、素材によって重量や値段が違うので、重量計算などを行います。
位置づけとして、自分の会社は仲介手数料をいただく形なので、計算はミスがないように行う必要があり、慣れないうちは緊張しました。
営業が行う仕事としては代表的なものが上記です。他にも、ゴルフのコンペがあったり、工場の視察、見学は勿論、実際に工場で働くこともあります。
会社によってこればかりは違うので入ってみないとわからないことでもあります。
納入された材料に不具合があった場合、不具合を確認し、工場の方へ原因の究明を行います。代替品の手配、謝罪、原因究明と3つのことを同時進行しなければいけません。
一人で一つの案件を....というようなことはなく、何件も兼務しなければいけないため、スケジューリング能力を養うことが重要です。
業界としては、最近は新興国の経済成長が著しいので、海外向けの案件が増えてきたり、半導体が好況なので、半導体関連の案件も増えていたりと、「経済成長」に連動して需要は発生するので安定した業界であると考えられます。
材料メーカーも、シェアとしては世界トップレベルの為、国際競争力においても安心できます。但し、中国メーカーの躍進もめざましく、そこは念頭に置いておくべきことです。