土地家屋調査士の資格を取りました。法律だけではなく計算、作図問題もあり勉強に入り込みやすかったからです。
でもこの資格を保持していることでどんな企業が優遇してくれるのかがよくわかりません。
やはり不動産会社などで働くことが最も有利なのでしょうか?
質問
土地家屋調査士の資格を取りました。どこへ転職するのが一番有利ですか?1292view
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回答
3件の回答
土木系の独立行政法人や官公庁の土木部系で稀ではありますが、土地家屋調査士、測量士などの有資格者を優遇して求人が出されている場合があります。実務経験も必須ではなく、あればなおよいといった程度なのでお給料などへの優待遇は期待できませんが。
でも実務経験がある人はそれなりの優待遇も期待できます。今まで申請する側の代理人となり業務を行ってきた実務経験があるので、申請を受け取る側の管轄所での仕事にもすぐにこなせるのではと期待が寄せられます。
その他には土地家屋調査士法人、または司法書士法人で今後土地家屋調査士法人などを展開していきたい会社です。ゆくゆくは新設法人の代表土地家屋調査士として業務を任される存在に育てようとしている場合があります。
実務経験がないうちは測量の補助者からスタートしますが、資格を持っているということで最初からその方向で育てようと思ってもらえる可能性もあるでしょう。
土地家屋調査士の資格をもっていることで測量会社での採用に有利になることがありますが、その場合はとても注意が必要です。
土地家屋調査士は雇われて会社のためにその業務を行うことが禁止されています。企業内土地家屋調査士の排除です。本職本人がどの業務についてもその職責において受任した案件についての業務判断をする必要があるからです。測量会社に雇用さそこの上司や経営者の判断で登記業務を行うと土地家屋調査士法違反で処分されることになります。
やはりどこかの土地家屋調査士事務所へ転職して何年か修行を積んで独立の道へと進むほうが資格を活かせます。
土地家屋調査士は他の資格に比べてあまり有資格者として待遇が変わるということがありません。不動産の表示登記のプロなので不動産会社で物件の登記を調べることは得意だと期待されても、実務経験がなければ複雑な不動産登記の調査を行うこともできないでしょう。
資格を持っていることをすごいね~とはどこの不動産会社でも言われますが、独立したほうがいいのでは?と言われてしまいます。いつか独立するだろうから長く働いてくれないのでは?とも思われてしまいがちです。