靴メーカーの企画や営業部門へ転職を希望しており、転職活動中です。靴メーカーへ転職すると、どんなメリットやデメリットがありますか?
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靴メーカー勤務のメリット・デメリットとは?67view
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1件の回答
まず、靴メーカーの仕事内容を簡単に説明します。
靴メーカーですので、靴を作るのが仕事になってくるのですが、どういった仕事を受けて作るかというと、OEMなどのようにお客様(問屋さんや企画屋さんなど)にこういう靴を作ってくださいと依頼を受けて、基本的にはお客様の展示会までにサンプルを作り、材料や納期、見積もりなど、生産までの段取りをつけて、工場に流して生産するというのと、自社ブランドを持っているメーカーだと、完全自主企画でサンプルを作り売り込む、もしくは店舗を持っているところだと、そこで展開する商品を作っていたりします。
そこで、この仕事のメリットですが、ファッションや靴好きの人なら、とても嬉しいことですが、市場に出回る前に新しい靴が見れる、新作を作るのに携われるということです。
そして、店頭に並んだ時に、自分が携わった靴を発見したりすると、とてもうれしいものです。
自社ブランドにしても、自分が企画した商品が評判良く売れていたりすると、すごくうれしいです。
お客様との打ち合わせ、材料探し、展示会に市場調査と、日本だけじゃなく海外などあちこちにいけるのも魅力的です。
そして、実施している会社は多いと思いますが、その新作の靴たちを社員割引きで買えたりするので、流行に敏感で毎シーズン靴を買い換えたい人にはかなりありがたいです。
自分の企画したものが人の手に渡って使ってもらえるというのはとてもやりがいのある仕事だと思います。
そして、デメリットですが、最大の欠点といっても過言ではないのですが、お給料が驚くほど安く、繁忙期になると勤務時間がありえないほど長いです。
他のアパレルのアイテムに比べて材料コストもかかり、サイズも洋服ほど融通がきかないし、在庫リスクも高いし、やはりファッションである以上流行のものを作るには忙しい時期が重なるのは仕方ない部分はあるのですが、最近は少なくなってきたものの、お給料が最低賃金を下回ったり、気が付いたら日をまたぐまで仕事していたなんてこともあります。
職人さんなんかはお給料が出来高制だったりするので、引退までに老後の資金が貯められないと、歳とってからホームレスになってしまう職人さんも少なくないです。
ですので、自分でどう関わっていって、どこで線を引いて仕事をするかというのが非常に重要なポイントになってきます。
やりがいのある仕事であるのは間違いないので、雇ってくれる会社に最初に条件をよく確認して、自分のライフスタイルとどう合わせて行けるかで、将来が天と地ほど違ってきます。