幼稚園教諭になりたいです。子供に囲まれて毎日忙しくも楽しい毎日が遅れるのではと期待しています。でも、良い事ばかりではないと噂を耳にします。幼稚園教諭の理想と現実を教えて下さい。
質問
幼稚園教諭の理想と現実の違いとは?140view
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回答
1件の回答
幼稚園の先生をして4年目になります。
「幼稚園の先生」は、女性の仕事の中でも華があるように捉えられがちです。
また、「楽な仕事なんでしょ?」「子どもが好きだったら誰でもできるじゃん!」とも結構思われがちです。私も務める前、短大に入って実習に行くまでは「子ども好きだし天職じゃん!」と容易に考えていました。
実習では予想以上に体力が消耗されること、その際の課題を終わらすのに毎日毎日追われていましたが所詮実習生です。二週間経てばまたまた学生。終わって実習を振り返ると「あぁ、子どもたち可愛かったなあ。」と、その時はまだギャップについて全然何も感じませんでした。
いざ幼稚園に勤め、毎日現場に出るようになってから初めて気づきましたが、まず化粧をすることが滅多になくなりました。
幼稚園では子どもたちと一緒にお外で遊ぶので埃、砂まみれになります。真夏なんて炎天下の中子どもたちと走り回るわけです。
汗まみれになり、毎日熱中症。自分の身なりは最低限で済ますようになりました。
更に、子どもたちが帰ってからは優雅にお茶しながら事務仕事をするものだと思っていましたが、全くそんなことはなく、子どもたちが帰ってからは自分の時間との戦いです。
毎日の戸外、保育室の掃除から始まって日誌や、会議、更に次の日の保育の準備、壁面制作、行事の準備などなど・・・これに保護者説明会が毎月入るのでそのノート作り。
とんど毎日、家に仕事を持ち帰って行なっているので平日はとてもじゃないけど遊びになんて行けません。
ほかのOLさんたちのように仕事の休憩にランチ行こう!なんてとんでもない。お昼ご飯を食べるのも時間との戦いなのでとても早弁になりました。
更に仕事終わりにご飯行こう!がものすごく羨ましく感じます。
仕事終わりは荷物が山ほど。髪の毛もボサボサ。化粧なんて直している時間がないので化粧っ気もなし。
とてもそのまま繁華街に行く勇気はありません。
女性ばかりの仕事場、ということで人間関係がギクシャクするところもあるようです。
もちろん、子どもが好きじゃないとこの仕事はやって行けません。ですが子どもが好きだけじゃやって行けないですね。
仕事終わりも充実したいのであれば、中々厳しく体力がいるし、仕事量の多さも思っている以上のお仕事ですごく理想と現実は異なるものでした。
また、給料面ではやはりニュースでやっているように安月給になってしまうし、保育雑誌や画用紙、セロテープなどの消耗品をどうしても買ってしまうので月々のお金がシビアです。
ただ、一年が終わり、自分たちが持った子どもたちが成長して行く姿を見ているとやはり「やってきてよかった」と思えるとても良い仕事、ということには変わりはないと思っています。