アシスタントディレクターの仕事は大変だと聞きます。これまでで一番大変だった出来事があれば、できる範囲で良いので聞かせてください。また、アシスタントディレクターよりも楽な仕事、楽だと思う業務も教えてください。
それか、アシスタントディレクターの仕事以外に大変なお仕事のご経験をお持ちでしたら、比較できて分かり易いので教えてください。
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質問
アシスタントディレクターの仕事で一番大変なことは何ですか?215view
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回答
3件の回答
編集マンさんが大変です。同業者になりますが、短時間でスーパーやナレーションを加えるMAの時は大変です。瞬時の判断と技術に番組の仕上げや完成度がゆだねられています。素材編集で徹夜明けのディレクターが横から見張っていたりしますから、相当なプレッシャーだと思います。
編集マンさんの目の前にはたくさんのスイッチが並び、かちゃかちゃと忙しなく操作し、スーパーを入れていきます。失敗が許されない中で、一般的に違和感のない色味、形、大きさのスーパーを使います。その姿は見ていると、同性でもしびれます。
ほかの職業をアルバイトでも経験する時間がおありでしたら、単発でのぞいてみるのもいいのではないでしょうか。
よく上司が、スタッフみんながあわてている様子を見ると、見かねて「だれか死ぬわけじゃねえぞ」と言います。頭が落ち着いている状態で考えれば、確かにそうです。大勢の製作スタッフが動いていて、周囲のプレッシャーはすさまじいものがありますし、なによりも視聴者を残念がらせてはいけません。
今の時代は、放送事故が起こるとすぐにSNSに拡散され、自分のミスしてしまったカットやシーンが、永遠にネット上を漂い続ける屈辱を受けることもあります。
放送事故による炎上はたいへんです。ですが、冒頭で借りた私の上司の言葉のように、だれかが死ぬわけではありません。かといって手を抜くわけにはいきませんが、命を救う仕事、責任を担わなければならない仕事に比べたら、プレッシャーは受け止められる範囲です。
放送直前のばたばたしている時間は他の仕事と比較できないほど落ち着きませんが、離れてみるとそう思えますので、比較としては、そのあたりでしょうか。
家に帰れないことが苦痛です。番組によっては、特に放送日によって休みの曜日は変わります。土日に休めれば友達とも遊べますね。
もし、映像制作会社をお探しであれば、自社制作番組があるかどうかもチェックしてみてください。あれば、その番組内容と放送日でなんとなくイメージしてみてください。
映像制作で一番つらいのは、終わりが見えない時ではないでしょうか。
質問内容からお察ししますと、まずはアシスタントでのスタートですね。ご経験がないならば、先輩ディレクターに担当番組で大変だったことを聞くと比較しやすいかもしれません。私がいた番組では、夜にビッグニュースが飛び込んだために、放送がとんでしまったことがあります。お蔵入りというものです。ディレクターもアシスタントディレクターも途方にくれる瞬間でした。鮮度が命の情報だったために頭が真っ白になりました。放送が飛ぶことも気持ちとしてはとても痛いです。
心境としては漁師さんのようでしょうか。せっかく、新鮮なホヤやカキが取れたのに、出荷を停止せざる負えなくなった。そんな話が日本でもこのところ多くありますが、そのような気分です。漁師さんは、出荷できなければ利益が取れませんから、サラリーマンであるテレビ業界の人間に比べれば大変だと思います。