チャイルドマインダーの資格を活かして、これから保育業務に携わりたいと思っているのですが、チャイルドマインダーのニーズは高まると思われますか?
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■高まりつつあるチャイルドマインダーの需要
少子高齢化が進む社会で、保育を含む教育は大切な要素であり、日本がさらに発展・繁栄していくため、世界に出て活躍できる優秀な人材を育成することが急務であることに、異論のある人はいないでしょう。
保育の仕事は、そうした時代の要請にこたえることのできる、やりがいのある仕事です。
保育従事者は、自分が社会にとって大切な仕事に携わっているという誇りを持つことができます。
もちろん、子どもが好きで、その笑顔や成長ぶりに癒されるという人も、たくさんいらっしゃることでしょう。
現代において、保育の仕事の需要はいままでにも増して高まってきています。当然、チャイルドマインダーに対しても同様です。
チャイルドマインダーは、今後のさらなる活躍が期待される仕事なのです。
■保育に従事する人、求む
保育従事者に対する高い需要のあらわれは、さまざまな面で見ることができます。
一例は労働時間ですが、かなり働くコマの数が増えているのです。
保育施設の労働時間は施設によって違いますが、フルタイムの社員で働く場合、おおむね8時間か9時間で、月曜日から土曜日までのシフト制が多いでしょう(1時間の休憩を含む)。
パートタイムの場合はこれより少なくなりますが、近年の傾向としていえるのは、フルタイムの人も含め、通常の勤務に加え、さらに働く時間を増やせないかと求められていることです。
理由の多くは、その地域の子どもの数に対して保育施設が足りていないという現状によります。
いま日本全国において「待機児童」が問題化していることはご存じでしょう。
近年、子どもがいながら働き続ける人が増えてきました。そして自分が働いているあいだ、子どもを預かってくれる場所がほしいという声がますます上がっています。
子どもを保育園や長時間預かってくれる幼稚園に入れられるか否かで、その家の暮らしかたまで変わるようになってきたのです。
それに対して、保育園や延長保育を実施している幼稚園の数が足りないという現実があります。足りないなら作ればいいではないかと思いがちですが、そう簡単な話ではなく、保育園や幼稚園を設立するには、まず自治体の認可を受けねばならず、管轄省庁も違いますので、おのずと時間がかかります。また近年、保育園と幼稚園の双方の機能を兼ね備えた「こども園」の取り組みが内閣府により実施され、高いニーズを得ていることも付け加えておきます。
そうした社会の実態を背景に、保護者のニーズを受けて生まれたのが「非認可保育園」や「非認可幼稚園」で、独自のカリキュラムで特色ある保育を行うところもあり、人気を得ています。
こうした施設はつねに人材を求めていますので、保育士、幼稚園教諭、チャイルドマインダーの有資格者や経験者に対しての求人募集があります。それをみても、保育従事者にとって職場選びの際の選択肢が広がってきていることがわかります。
■保育人材への需要が高まる時代の流れとは?
このように、少子高齢化が進み、「一億総活躍社会」という政府のスローガンに象徴されるように、性別・年齢を問わず、ひとりの人が現役でいる期間も年々伸びています。
そうしたなかで出てきた問題が「待機児童」であり、保育施設の不足なのです。
それはさらに既存の保育施設や新しい形の保育施設での人材不足を呼び、結果として保育に携わることのできるプロフェッショナルへの需要の高まりにつながっています。
チャイルドマインダーの資格を得た人たち、これからめざす人たちにとっては、時代の流れがよい方向に向かっているということができるでしょう。