ランドオペレーターの仕事内容について知りたい51view

旅行業界に興味があり、特にランドオペレーターについて情報収集をしています。具体的な仕事内容について、実際のご経験に基づいた話をお聞きしたいです。ぜひ教えて下さい。

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回答

1件の回答

  1. kogame 2017/09/08 7:00

    旅行業界を渡り歩いてきたものです。私の分かる範囲で回答したいと思います。

    ■基本は「旅行のパーツ」を予約すること
    インターネットの急速な発展とともに、消費者のニーズに応えるため、質・量ともにボリュームのある商品造成が求められている現在の旅行業界事情。その中でランドオペレーターの果たす役割とは、とても重要になっています。
    「land(地上の)」の意味する通り、ランドオペレーターとは「地上手配者」、つまり、旅行会社が企画する旅行に関する各種予約業務を、代行して予約する業者のことを指します。
    従来の旅行商品では、企画した旅行会社が自らその旅行に関するホテルや飛行機の予約など行っていましたが、旅行商品の増加あるいは専門化が進む中で、旅行会社だけでは手配しきれないほどのボリュームになっているのが実情です。そこで旅行会社はそういった各種予約の手間を省くため、ランドオペレーターに手配を依頼するのです。ランドオペレーターが商品を造成し、企画は旅行会社が行うという「分業制」が出来ているのが一般的です。
    世界一の売上高を誇る「JTB」などは現地に自社グループの支店を設置している場合もありますが、一部大手を除くほとんどの旅行会社は、ランドオペレーターに依頼し商品造成などを助けてもらっています。旅行業界を取り巻く現状の中で、このランドオペレーターの果たす役割は益々増加の傾向にあるのは間違いありません。

    ■予約だけではなく「添乗」に出ることも
    その性質上、旅行先の現地事情にも詳しくなければならない職種のため、旅行パーツだけでなく旅行先の添乗の依頼も受けるというランドオペレーターも少なくありません。例えば東京から台湾への2泊3日のパッケージツアーのパンフレットで「現地添乗員がお世話します」という表記がある場合、これはほぼ間違いなく、台湾にあるランドオペレーターが添乗員として、現地で対応するという意味です。
    そのため、特に海外を専門とするランドオペレーターでは採用要綱の中に「英語もしくは他言語」のスキルが求められていることもあります。

    ■法的責任は旅行会社、しかし実質責任はランドオペレーター
    旅行企画は旅行会社で、しかし実際のパーツ予約はランドオペレーターが行っている場合、事故等があったときの責任はどちらが負うことになるのでしょうか。これは旅行業界の中ではよく話題になりますが、ほとんどの場合は企画者である旅行会社がお客様に対して責任を負うことになります。
    一方で、ランドオペレーターには責任が無いのかというとそうではありません。
    旅行会社にとってのお客様とは「旅行者」ですが、ランドオペレーターにとってのお客様とは、「旅行会社」なのです。つまり、ランドオペレーターの予約ミス等により旅行者に迷惑をかけた場合は、旅行者にではなく、旅行会社に対して、大きな責任を生じる可能性があるのです。
    旅行パンフレットにランドオペレーターの有無や明記などは一切ありませんが、このようにランドオペレーターとは、企画者である旅行会社と同様の、あるいはそれ以上の、責任が付随してくる職業であるのです。

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