特許明細書の書き方を教えて下さい。32view

特許技術者の仕事は特許明細書を書くことだと思うのですが、特許明細書ってどうやって書くのでしょうか。どうやって書き方を憶えればよいのでしょうか。

年収600万以上・残業なしなど好条件求人多数!

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

質問に回答するにはログインしてください。

回答

1件の回答

  1. kametani 2017/02/09 8:09

    簡単に説明できる内容ではないので、質問の意図から逸れるかもしれませんが、特許明細書がどんなものかを説明したいと思います。

    特許出願の際に特許庁に提出しなければならないものは、特許法によって願書に明細書、特許請求の範囲、必要な図面および要約書を添付しなければならないと定められています。願書というのは、発明者や特許出願人等の書誌的事項を記載した表紙のようなもので、特許技術者が担当する書類は願書以外の他の書類になります。図面は、下書きを描いたりして、図面担当者に清書(「浄書」ともいいます)をしてもらいます。
    以前は、明細書の中に特許請求の範囲があったので、用語として使い分けが必要な場合を除き、明細書を作成するといえば特許請求の範囲を含めた書類のことを言います。一般的に特許明細書若しくは単に明細書というときには、特許法上の「特許請求の範囲」と「明細書」のことを指していると思ってよいです。

    それでは、まず、特許請求の範囲について説明したいと思います。特許を取得したい発明を記載する部分になるのですが、見慣れていない方がこの書類を見ると訳の分からない難しい文章が並んでいるように見えと思います。この部分の記載が特許技術者の腕の見せ所になります。

    よく、コップを例に説明することがあります。コップについて、特許権を取りたい場合、特許請求の範囲をどのように記載するかです。コップを発明(自然法則を利用した技術的思想の創作)の観点から文章によって特定(「限定」ということもあります)しなければなりません。
    例えば、コップが備える要素の一つを形状によって特定すると『(1)上部に開口を有する有底の筒状壁を有すること』というように表すことができます。もし、このコップが、透明なガラスで出来ていることが発明の要素として重要ならば、『(2)前記筒状壁は、透明なガラスによって形成されている』という事項を加えます。さらに、コップに取手が付いていることが発明の要素として重要ならば、『(3)前記筒状壁には、取手が設けられていること』という事項を加えます。文章表現の仕方はいろいろ考えられますが、発明として不可欠な要素を発明の範囲が狭くならないように注意して記載します。
    また、同じコップであっても、作用を含めた形で特定する場合もあります。例えば『(1)液体を収容可能に構成した上部に開口を有する容器体』というように表すことができます。また、このコップが透明なガラスで出来ていることが発明の要素として重要ならば、例えば『(2)内部に液体を収容した場合に、前記容器体を構成する側壁を介して液体の残量を視認可能に構成した』という事項を加えることができます。

    このように、同じ発明でも形状で表したり作用や機能で表したりすることができます。その他、順序や時間の要素が入る方法の発明というものもあります。表現の方法や文章の書き方、発明の捉え方は特許技術者によって異なりますので、特許技術者になったら研究を重ねて、自身のスタイルを確立して下さい。

ページ上部へ移動する