建築現場の作業員になる前に、持っていた方が良い資格を調べています。現場を経験された方、持っていた方が良い資格、必須資格について教えて下さい。
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建築現場作業員、持っていた方がよい資格とは?24view
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1件の回答
建設現場での必須資格についてお話しします。私たちの身の回りではたくさんの建築物がありますが、これらの建築物を建てるまでには数多くの作業があります。数多くの作業があるなかで資格を持っていないと作業できないということが建築業界は特に多いと思います。今回は数多くの資格の中からこれだけは必ず持っていないと!といった資格を2つ紹介します。
まず1つ目が「玉掛け技能講習」という資格です。玉掛けとはワイヤーやナイロン製の帯のようなものを用いて数十キロから数百トンといったとても重い材料を機械を使って吊り上げたり移動させたりする作業です。私は普段、建設現場で足場の組み立てや解体を行なっているのですが、私たちの作業はこの玉掛けに始まり玉掛けに終わるといっても過言ではありません。皆さんは街中でマンションやビルの周りを鉄パイプみたいなもので囲ってあるジャングルジムみたいなものを見たことはないでしょうか。あれが足場です。高層ビルや団地のマンションともなると足場を組み上げるのにとてつもない数や種類の材料がいるわけです。それなのに人の力だけで材料を運んでいては終わる仕事も終わりません。玉掛け作業は作業効率を格段にアップさせる必需品なんです。
2つ目は「小型移動式クレーン」です。この資格は玉掛け作業とセットでよく必要とされる資格です。道路を走っているとトラックの荷台に建築材を積んで走っている車を見たことはないでしょうか?1度くらいは見たことがあると思いますが、その車にはフックがついておりそのフックを動かして材料を吊り上げたりすることができるんです。そしてそのフックを動かす作業は誰でもできるわけではなく「小型移動式クレーン」の資格を取得した者しか操作できません。
この2つの資格は私が約4年間建築業界に関わってきたなかでどの現場に行っても必ずといっていいほど必要な資格でした。正直、資格なんか持っていなくても慣れれば簡単にできそうな作業なんですが、やっぱりそんなに甘くもなく資格を持たずに作業してしまう人に限って事故を起こしてしまいます。特に建設業界ではミスは簡単に人の命を奪ってしまいます。自身が事故に遭わないのも大切ですが、同様に自分の同僚も事故に遭わせないことも大切です。
少し話が逸れてしまいましたが、私が働いている建設業界ではたくさんの人、機械が稼働しています。その中で働く1人として安全に仕事をしていきたいと思います。