輸入家具、ビンテージ家具が好きで、日々の仕事として輸入家具に触れることができたらと輸入家具の物流倉庫の仕事を見つけました。輸入家具好きにはたまらない仕事だと思うのですが、実際に勤めてみて感じた、働く前に思ってた事との違い、ギャップがあれば教えてください。
質問
輸入家具の物流倉庫担当、思っていた事との違いはありますか?28view
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回答
1件の回答
輸入家具の物流倉庫の仕事は、とにかく体力が必要です。
理由は、3人掛けのソファーやダイニングテーブルなど、重い家具を一人で運ぶ機会が多いからです。
倉庫内でのピッキングでは、棚から商品を取る際に、自分一人で動かさなければいけません。
フォークリフトもありますが、同じ商品が棚の中に複数個あるので、フォークリフトで全ての商品をピッキングすることができませんでした。
そのため、腰を痛めたり怪我をしてしまう人も少なくありません。
また、コンテナで商品の入荷があった際は、全てバラ積みしてある状態なので、手で降ろしていきます。
コンテナの荷降ろしは複数人で行いますが、全て降ろし終わる頃には足元がフラフラになることもあります。
夏場はコンテナ内が高温になっているので、作業中に熱中症になる人もいました。
キレイな商品とは対象的に、倉庫での作業は汚れるだけでなく怪我のリスクが高い仕事です。
体力だけでなく、細かい作業が多いのも輸入家具の倉庫の特徴です。
入荷した商品に傷があったり、状態が良くないということはよくあります。
そのため、顧客によっては出荷前に全ての商品の検品作業が必要でした。
少しの傷や不具合は自らが補修をしなければいけないので、手先の器用さも求められます。
おかげで、色を作って塗装をしたり椅子のがたつきは脚を削って調整したり、と色々な技術が身につきました。
一番嫌だったのは、顧客の小売店に商品を配達しに行くことです。
搬入口がある大型の店舗ならば直接商品を運びこむことが可能ですが、搬入口が無いと、お客様が買い物をしている場に直接商品を運ぶことになります。
小売店の店内は、大小様々な商品が並んでいます。
搬入の際に、誤って商品を落としてしまったり傷を付けてしまう危険があるので、凄く気を遣いました。
顧客の中には高級家具店もあったので、作業服で搬入しているとやや視線が冷たいと感じることもあります。
配達は、顧客が搬入時間を指定してくるので、夜明け前に出発することもあります。
毎日配達があった訳ではありませんが、決まった時間に出勤できる日ばかりではありません。
帰りも、極端に遅くなったり、場合によっては泊まりがけで行く場所もあったので、やや不規則な仕事です。
一見するとキレイで華やかな輸入家具ですが、裏側はとても過酷な仕事です。
体力に自信のある人や、本当に輸入家具が好きな人は向いていると思います。
輸入家具の物流倉庫の理想と現実には、大きなギャップがありました。