介護士として勤務していた経験があります。今は他の仕事をしているのですが、デイサービスの生活相談員の求人を見つけ、前々から気になっていたので応募してみようかと考えています。
そこで、デイサービスの生活相談員は具体的にどんな仕事をするのか知りたいと思っています。教えてください。
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デイサービスの生活相談員の仕事とは?120view
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1件の回答
「デイサービス」という存在自体は知っていても、では実態としては何をやっている所なのか知らない人も多いのではないでしょうか?
ニュース等で見るデイサービスの風景は、ご老人と遊んだり歌を歌ったりしているもので、傍目には楽に見えるかもしれませんが、実は安全に配慮しながら肢体不自由な方や、認知症の方、精神疾患がある方など、多種多様な悩みを持ったご高齢の方を、送り迎え付きで日中の一定時間過ごしてもらう場所。当然、その中には歩行や移動などの身体介助、排泄介助、入浴介助などが含まれ、配置するスタッフは経験を積んだ介護士、看護師、理学療法士などの機能訓練スタッフの配置が「介護保険法」の規定で義務付けられています。
その中で、「生活相談員」という役職があるのですが、介護保険法の規定では..1.利用者及び家族のデイサービス利用における相談業務。2.レクリエーション等の計画と実施。3.地域コミュニティー、市町村との連携。4.ボランティアの指導。とあります。何か肉体的には楽な仕事の様に文面からは伺えますが、では実態としてはどのような仕事なのか紹介していきます。
まずは利用者及び家族との契約業務。介護保険法で作成の義務が決められているのは契約書、重要事項説明書、個人情報保護法に基づく使用同意書。契約を結ぶ段階で料金の説明や賠償責任、禁止事項の説明などをしなければならず、不動産や保険の書類と同等量の書類を作成しなければなりません。
また契約後は、本来の業務である相談業務があり、利用日の調整や苦情処理などを行います。その他、書類の管理は、ほぼ生活相談員の管轄。介護保険の施設は計画書に基づいて運営しなければならず、利用者個人別での計画書作成及び評価。その他運動やリハビリを行う場合は、その計画と評価が発生します。受け持つ人数にもよりますが、書類管理で1日のスケジュールの大半が消化されます。
また、地域やケアマネージャーへの営業も重要な仕事。管理者よりも生活相談員が対外的な窓口になっているので、利用者確保の営業は、ほぼ生活相談員の仕事です。従って営業ツールの作成スキルや営業マナーも当然求められます。
介護保険の請求業務を行うのも生活相談員。収入に関わるものなので一番大事な部分と言えるでしょう。その他やボランティアの方の受け入れや、行事の計画。レクリエーションの計画や監督、実施。多種多様なものをこなしています。当然、スタッフが足りない時は介護業務や送迎業務なども担います。
いわゆる何でも屋に近いもので、医療行為に該当しない業務は全般的にこなしています。幅広い業務を受け持つので、介護や接遇など幅広い知識が求められます。
以上、デイサービスに勤務する生活相談員の仕事内容をご紹介しました。参考にしてください。