歯科衛生士の資格取得後は、個人経営歯科に就職することを検討しています。個人経営歯科は、先生や患者様との距離も近くなり、和気あいあいとした雰囲気で仕事ができるのではないかと考えていますが、実際はどうでしょうか?個人経営歯科に歯科衛生士として勤務されている方のご意見をお聞かせください。私のように理想を持って就職し、現実とのギャップを感じた経験談があれば教えてください。また、どんな人物が個人経営歯科の歯科衛生士に適していますか?
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個人経営歯科の歯科衛生士の理想と現実72view
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1件の回答
歯科衛生士は主に歯科診療所で歯科医師の指示のもと歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導を行う歯科医療職です。高校卒業後専門学校や短期大学で3年以上の教育を受け、毎年3月に行われる国家試験を受け、登録を済ませたのちに衛生士として働けます。
歯科予防処置は主に俗にいうフッ素を塗る「フッ化物塗布」、歯石を取ったり歯のクリーニングをする「機械的歯面清掃」、歯科診療補助とは文字通り歯科医師の治療の際のアシスタント業務(器具や薬品の準備やバキュームをしたり)、歯科保健指導は歯ブラシ法の指導や高齢の方などに対しての訪問口腔ケア・接触嚥下機能訓練などです。
「歯医者にいるお姉さん」というのが一般的な認識かと思いますが、意外と業務内容は多岐に及びます。個人診療所だとそれぞれの医院のドクターによって診療に対しての考えや使うもの、術式が全く違うので、学校で習うことはあくまでも基本。実際に勤務してから新しく覚えることもたくさんあります。(私は歯科業界しか知らないので他の職種の方もそうなのかもしれませんが・・・。)
また個人診療所は歯科医師一人が院長として診療を行っているところがほとんどですから、院長との相性が重要になってきます。女性の多い職場ですので何かと面倒なことも多く煩わしさも時にはありますが、その分結婚や育児に関して理解のある方も多いですから気の合う人が多ければ楽しく働けるのかな、と思います。ただ、どんなに同僚とうまくやっていけたとしても院長と合わなければ長く務めるのも難しいです。上司が即社長、みたいな感じですからね。このご時世ですが若くて愛嬌があればある程度仕事ができなくても院長に気に入られていればそれでよし、とされていることも多いです。
また、就業規則はあって無いようなものですから有給もほとんどとれないところが多いです。基本給もそれほど高くはないところが多いです。不思議なことに、正社員としての給料は低く、パートになってからの時給は比較的高めです。
医療系の国家資格なので全国どこに行っても仕事はありますから、そういった意味ではいい職業かもしれませんが、細く、長く働くこと(結婚するまでは実家から通い、結婚・出産した後はパートで働く、など)を望むならばおすすめします。一人暮らしで、ずっと独身で・・・となるならばあまりおすすめしません。仕事の内容はそれなりにやりがいがあって楽しいのですが、仕事以外に煩わされることも多いです。