私は行政書士をしている30代前半の女性です。ロースクールを出たあとに、たまたま知人の紹介で行政書士事務所に入りました。在学中に行政書士の試験をパスしていたので、今は書士会に登録しています。もちろん、その会費は所長が負担してくださっているので、今の所事務所自体には文句のつけようがないのですが、やはり行政書士は業務の範囲は狭く、司法書士などに比べると、お給料も少ないと思います。
もちろん、業務内容が全く異なってくることもわかっていますが、司法書士なら行政書士でもできる仕事ができるので、ある意味上位互換なのだろうなという気もしてきました。
また、今の事務所は会社設立などがメインなので、今後は司法書士として、不動産登記や会社の登記などに携わってみたいと思います。
確かに司法書士は行政書士よりも狭き門であることは承知の上です。ですが、このまま行政書士として仕事を続けていてもいいのか悩んでいます。
過去に同じような悩みを持ったことのある方や、司法書士に転職したという方のお話が聞ければ幸いです。是非皆様のご意見をお待ちしております。
質問
行政書士ですが、給料が安いため、司法書士の資格を取って転職したい361view
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回答
3件の回答
私は実は行政書士だったのですが、ある時一念発起して司法書士になりました。それはもう、行政書士試験とは比べ物にならないくらいの難関でしたので、今思い出すだけでも「自分でもよくやったな」と思うくらいです。
そして、司法書士になったのは、やはり業務の範囲が広がることと、認定司法書士を取れば簡易裁判ができるということで、より法律に関して困っている方を救えるという点に惹かれたからです。
ですが、その道のりは決して甘いものではありませんでした。何度も業務を失敗して、やっと慣れたと思ったら新しい仕事が舞い込んできます。例えば成年後見人制度の分野などです。もちろん行政書士も日々勉強ですが、司法書士になるとさらに勉強が続きます。それでも、絶対に司法書士になって人助けをしたいという強いお気持ちがあるのならば、私はお勧めいたします。
まだお若いのですから、気合いでなんとかなります!労働時間の合間や休憩中などにでも、少しずつ勉強していけば、受かる確率はあると思いますので、私は応援しています。是非、頑張ってみてください。
私も似たような思いを持っていたことのある女性行政書士です。年齢も比較的近いので、少し共感してしまいました。
私も同じ職場で、行政書士として働きながら、空いた時間に司法書士の試験問題を解いていたりする同僚を見かけました。結局彼は、今私のいる事務所を去って司法書士になりましたが、やはり彼は「不動産登記や会社の登記にも興味があるし、簡易裁判ができるのも魅力だ」と言っていました。
確かにこれらは絶対に行政書士ではできない仕事です。
ですが、簡易裁判となれば、弁護士と同等の地位で仕事ができるので大変やりがいはありそうです。それには「認定司法書士」という資格が必要になるので、勉強は続きます。
私は結局、同じような悩みを持っていたにもかかわらず、今の事務所にて比較的のんびりと仕事をさせてもらっています。内容は、質問者様のような会社設立のものから相続、ビザ関連がメインです。今は私は、高齢者の多い地域ですので、相続関係をマスターし、それを武器にしていこうと思っています。
質問者様は将来性や収入面で不安をお感じのようですが、どれか一本でもマスターしてその道のプロになれば、きっと依頼は口コミで増えると思います。
ですから、まだ行政書士としての仕事を続けていって欲しいと勝手ながら願っています。是非検討してみてください!
私は行政書士をしている40代半ばの女性です。
確かに、質問者様のおっしゃっているように、行政書士のできる業務は司法書士や弁護士でもできます。
ですが、実際に行政書士に頼まれる方の多くは、行政書士を必要として依頼をしてきたくださるわけです。司法書士は法律関係の書類作成をメインとし、登記の業務を主にしておられますから、相続関係やビザ関連、帰化申請などは行政書士に頼まれるのが一般的です。
確かになんとなくですが、司法書士などは一般の方からするととても敷居が高く感じられるのでしょう。ですから、相談しやすいスタンスである行政書士の仕事は間違いなく必要とされていますし、誇りを持って取り組める仕事だと自負しています。相談しやすいというのは、依頼者の方にとってはとても重要です。
また、業務内容も大幅に異なりますので、お給料面や将来性のことを考えると不安は尽きないかもしれませんが、是非ある分野のプロフェッショナルとして、行政書士として働き続けて欲しいと願っています。
是非参考になれば嬉しいです。応援しています!