ガス会社でガス漏れ検査や修理(工事)を行う仕事の求人を見つけました。ガス漏れ検査、修理の仕事はどのような内容なのでしょうか?配管工事の経験はありますが、ガス漏れの検査や修理は未経験です。詳しく教えていただけると助かります!よろしくお願いします!
質問
ガス会社のガス漏れ検査・修理の仕事について304view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
1件の回答
ガス会社にはなくてはならない部所があります、それがガス漏れ修理の部所です。おおまかな仕事の流れとしてはお客様からお客様センターという部所へ連絡がいきます。そこでガス漏れと判断されるワードがあると私たちのガス漏れ修理対応の部所に連絡がきて出動し、修理を行うといった流れです。
ここでいうガス漏れと判断されるワードというのは「ガス臭い、変なにおいがする、頭痛がする、目がチカチカする等」です。このなかで一番多いのがやはりガス臭い気がするという通報で、これに対するガス漏れ修理の出動がメインです。次に変なにおいがする、という場合ですがこれはガス漏れが起きている場合もありますが、実は排水溝からたまたま異臭がしていただけといった時もあります。ほかにもカセットコンロのガスボンベを袋に入れたまま放置しててそこから臭いがしていたなんてこともありました。次に頭痛がする、目がチカチカするといった通報ですがこれはガス漏れ以外に一酸化炭素中毒の疑いがあるため出動することがあります。一酸化炭素中毒はガス漏れよりも怖い点があってほとんど臭いがしないこと、そしてある一定以上の濃度を吸い込むと意識を失い、最悪の場合死にいたることです。一酸化炭素中毒の初期症状として頭痛がする目がチカチカするといった症状があるためすぐに出動になることが多いです。
また、これらの通報内容に加えて緊急性があると判断した場合はサイレンを鳴らしての緊急出動となります。緊急性の判断に使われるのは「非常にガス臭い気がする、地下室でのガス臭気通報、公共施設でのガス臭気通報等」があります。特に多いのは非常にガス臭いという通報です。こういう場合はガス管に穴があいていたり、道路に埋まっている大きいガス管からガス漏れしている場合があります。到着しだいすぐに修理作業に取り掛かります。
次に実際の修理作業についてご説明します。お客様宅のガス管修理と道路に埋まっている大きいガス管の修理がありますが、はじめにお客様宅のガス管修理についてです。一番多い漏れ箇所は地中に埋まっているガス管で、とくに水が集まりやすい場所はガス管が腐食しやすくガス漏れにつながりやすいです。排水の近くや浴室の周りのガス管が腐食していることが多いです。そういった場合は腐食して穴が開いてしまった所を粘土のようなもので塞いで特殊なテープでぐるぐる巻きにしてしまうという修理方法があります。ほかにはあまりに腐食が激しかった場合は一部取替えしてしまうこともあります。基本的にはテープでぐるぐる巻きにしてしまう作業が時間もかからず費用も安く済みますが、一部取替えする際は時間もかかりますし、費用も高くついてしまうことがほとんどです。
次に道路に埋まっている大きいガス管についてです。こちらはほとんど漏れ箇所がきまっており大体つなぎ目の部分からガス漏れしています。昔に埋められてそのまま使われているガス管も多く存在するのが現状で、長い年月かけてだんだんとゆるんできてそこからガス漏れしてしまうのです。こういった場合は締めなおして特殊なゴムをつめこんでテープでぐるぐる巻きにして修理します。
以上がガス漏れ修理の主な仕事内容です。