先日から診療情報管理士として病院勤務となりました。これまで病院勤務の経験もなく、前職は整骨院で受付をしていました。病により長期休暇を余儀なくされ、やむなく退職することになりました。
自分の病と向き合っているとき、たまたま診療情報管理士を知り、資格取得を志し、専門学校に通いました。資格取得後就活し、主に医療機関へ人材を派遣する会社に採用となりました。
張り切っていたのも束の間、大きな悩みを抱えることになってしまいました。私が派遣された病院はDPCを導入してすでに6年が経過しています。前任者の欠員補充という形で採用された私は、いきなり傷病名のICDチェックを任されました。前任者はすでに在籍していませんでしたので引継ぎなどはありませんでした。
疾病分類は理解しているつもりでしたが、実際業務に当たってみると、なかなかうまくいきません。ICDチェックが終了しないと請求書も発行できないため時間に追われる毎日です。システム上にDr.が入力しているものをチェックすればよいのですが、十分なチェックを行えないまま流してしまうこともあります。
例えば、こんなことがありました。医療資源病名は肺炎J189、病名とICDコード自体は一致していました。ところが退院後、サマリーには「肺炎はなかった」との記載がありました(実はこれも自分で気づいたのではなく他者からの指摘で知ったのですが)。なぜこうなったのかも解らない状況です。このようなことが続くとこれから先が思いやられます。
お気づきの点などご教示ください。
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回答
2件の回答
肺炎ですよね。私も同じようなことをやってしまったことがあります。
医師は最も見落としてはならない病気を考えながら治療を開始します。肺炎は死亡することもある恐ろしい病気です。入院時肺炎を頭に入れていたためシステムの入力が肺炎となっていたのだと思います。
しかし原因(細菌やウイルスの仕業だったり様々です)を同定し、それに対する有効薬を確定するのに数日を要します。その間、臨床所見と胸部X線検査などから疫学に基づいて経験的治療を開始します。
培養検査で菌が検出されなかったので、退院サマリーでは「肺炎はなかった」となっているのでしょう。
診療録には医師の所見の他、検査結果も添付されています。再度診療録を確認してみましょう。確認の手順を確認するのです。そうすることで再発防止につなげていけばよいのではないでしょうか。電子カルテやオーダーリングシステムなら閲覧も容易なはずです。
DPCの運用の問題ですね。ご質問の内容から最も考えられるのは、システムへの病名がいつ入力されたか?ではないでしょうか。入力の更新日時を確認してみてはいかがでしょうか。医療資源病名はDr.が決定するものですから退院時に改めて入力を促す必要があります。言わずもがな退院時に決定された医療資源病名によって診断群分類は決定されるからです。またDPCデータは診療録と一致していなければなりません。退院時の確認を怠らないようにしましょう。導入後6年を経過していますので、一定のルールが構築されているはずです。どこかでそのルールが破られたのだと推測されます。前任者がいなくても周りにわかっている者がいるはずです。
まだ環境に慣れていないのかもしれませんが、今までの運用を再確認し、問題がどこで発生したのかを特定し、しかるべき策を講じましょう。新体制となった時には、普段起こらないことが起きるものです。めげずにひとつひとつ片づけていきましょう。