現在、内科の個人医院の門前薬局で働いています。先生がひとりなので、その先生の必要な薬が主に置いてあるだけで、薬が決まっている感じがあり、幅広い薬を投薬している感じは全くしません。もちろん他の病院の処方箋もくるので、それだけではないのですが、大半はいつも同じ薬を扱っている気がしています。
総合病院の前の薬局だと自然とたくさんの科があるために、幅広い薬のことが学べる、また投薬もできると思っています。そのため、総合病院の前の調剤薬局に転職を希望しています。
あくまで想像で思っているだけですが、実際に総合病院の前の薬局で働くと薬の知識は増えますか?
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回答
2件の回答
勉強はやはり自分でやるか、やらないかだけだと思います。
私は個人病院の前の調剤薬局で働いています。確かに扱っている薬品数は少ないと思っています。それでもほかの大きな病院から来る処方箋などに、私の薬局では扱っていないような薬があるとその時点から勉強が始められます。それはもちろん投薬の際、必要な知識をもっていないといけないのでという意味の勉強ですが、それで得た知識から、ほかの薬への勉強へとつながっていきます。
普段、扱っている薬が少ない分、新しい薬が来た時にその薬についての勉強が深くできます。内容は投薬とは直結していないこともあるので、すぐに力を発揮できるかといえばそうではないですが、自分の知らなかったこととかも見つかったりして面白く、勉強できています。
質問者さんが思うように扱う薬が総合病院のほうが多いというのは正しいと思いますが、それについての知識が増えるということととは違うことのように思います。
今、働いてみえる薬局でも十分に勉強はできると私は思います。それでも実際今まで働いてきて、この薬局では知識が増えていかないと感じているのであれば、環境を変えるという意味でほかの薬局で働いてみるというのも選択肢としてあるのかなとは思います。
ほかの薬局で働くことで、またほかの薬剤師さんとの出会いもあると思うので、転職が知識を得るためのいい刺激になるよう願っています。
総合病院の前の門前薬局で働いています。県がもっているような大きな病院というわけではなくて、地域では総合病院として知られている個人病院です。それなりに科もあって、毎日平均120枚ほどの処方箋を扱っています。レセプトは月平均で3000件ほどです。
当たり前ながら、処方箋によっては整形外科の張り薬だけとか、眼科の目薬だけとかそんなものもありますが、内科、特に循環器の先生が有名なのもあって、処方的に重いものもかなりあります。
なによりも処方日数が長いパターンの処方箋も多くあり、それをひとつひとつ監査するだけでかなりの時間を要します。
これも当たり前と言えば当たり前なのですが、入力から会計までの一連の患者様にお渡しするもの、手帳の薬歴だったり、薬情だったりの間違いがないようにのチェックもしなくてはなりません。
とにかく忙しいです。もちろん薬局によっても違うと思いますが、在宅もあるので総合病院の投薬だけで業務が終わっていくわけではありません。
扱っている薬の種類は多いけど、その薬の説明に追われている気がします。薬の知識をどこまで持たないといけないかはそれぞれの考え方があると思いますが、今私がしていることは薬品名を覚えることと、最低限、患者さんに伝えないといけないことは何かを覚えることです。それ以上の勉強は必要だとは思いますが、数が多い分、なんとなくうわべだけの薬の知識になりがちです。
監査自体も薬が多い分、確認することがかなり多いです。先にもふれたように、入力の間違いもないようにしないといけないので、それを投薬するまでにチェックしたうえで患者さんにお渡ししないといけません。そうすると、知識どころか、いかに間違いを起こさないように監査をしていくかが大切になってきます。
当たり前、命に直結したことをしているのでもちろん時間もかけて丁寧にしなくてはなりません。そうすると実際に患者さんとの投薬の際にたくさんの薬の知識を持っていても、説明に使う時間は少なくなります。そうしないと業務がまわってきません。
もちろんいろいろなこと知っていることで患者さんの質問にすぐ答えて納得させることは大切なことです。ただ、実際にわからないときはわからないことを伝えて次の時に話すとか、電話ではなすとかその場でなくても説明は追い付けると思っています。
実際に投薬をしていて思うのは、患者さんの質問は私達の想像の範囲を越えているということです。この健康食品とは一緒に服用してよいかとか、聞いたことも見たこともないもののチラシや商品を見せられたりすることもあります。その場合には結局私たちが準備している知識は役に立たないことも多いのです。
薬の種類をたくさん知るのは素晴らしいことだと思います。ただ知識として考えたとき、それは薬の辞典を自分でおばえればいいと思います。一番大切なのは自分の知らないことがあったら正直に、知らない、わからないと話して、ちゃんと調べた上でお話しをすることだと思います。
もちろん薬で眠けが出るとか、一般的なことは絶対に覚えておくべきだとは思いますが、何から何まで覚えようとして、いざとなってうろ覚えのことを話すくらいなら、次回きちんと話した方がいいと常々思っています。
総合病院の前だから扱う薬は多いので、知っている薬品数を増やすというきっかけとしてはいいとは思いますし、それで勉強の機会が増えるのならそれもありかなとは思います。
これは私の場合なので、当てはまらないかもしれませんがでもやっぱり気になるのは業務に追われることです。そんなときに業務自体が勉強することを苦しめることにならないといいなあというのが私の感想です。