本を読むのや文章を書くのが好きで、中堅出版社に就職しました。
一応編集の仕事をしていますが、会社の主力が自費出版と教育関係書籍なので、自分の考えで企画もできず、著者や大学の先生との打ち合わせ、原稿取りばかりです。はっきりいって、やる気が出ません。
そこで興味を持ったのが、新聞業界です。記者や新聞編集者なら自分のやりたい取材ができ、書きたいものが書けるような気がします。
文字校正をするのは苦ではありませんが、記者や変種社になるには特別な資格がいるものでしょうか。
まだ20代なので、勉強してチャレンジするのに遅くない年だと思うのですが。
- 転職ステーション
- 広告・出版・デザイン系職種
- 新聞記者
- みんなのQ&A
- 新聞記者や編集者になるのに、特別な資格は要るのですか?
質問
新聞記者や編集者になるのに、特別な資格は要るのですか?77view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
3件の回答
資格は要らない。
夜遅い、時に帰れない、休みがない、オフィスがタバコ臭い、横暴な上司がいる、世の中のことは批判するが自身の会社には無頓着、酒が飲めない人はやっていけない、給料そこそこ、以上のことに我慢できれば、新聞社の仕事は立派に務まります。
僕も、30歳のときに会社をやめ、地方の新聞社に再就職しました。
小さな会社でしたが、日本新聞協会加盟の老舗で、記者と編集デスクを足掛け21年間、経験させてもらいました。
その経験から言うと、質問者様が期待しているように、自分のやりたいことや書きたいことが実現できるわけではありません。
新聞社とて会社ですので、会社の方針で書くべきものを書くことを強いられます。
ただし、その範囲を極端に逸脱しない限り、記者からの企画提案は奨励されます。
この場合の、その範囲とは、例えばA社では憲法改正大賛成という記事は書けないという程度の意味です。
資格という点でいうと、僕はなにも持っていません。大学卒行事に自動的に取れた小学校教員1種免許だけです。
新聞社に転職する際、当該の会社は社員を募集していなかったのですが、僕の方がどうしても入りたくて、何のつてもないにも関わらず手紙を書き、雇ってくださいと頼みました。
アピールする能力はなにも持っていなかったのですが、たまたまタイミングが良かったのか、採用してもらえました。
あとで担当の役員の方に理由を聞いたら、この会社に入りたいという情熱が伝わってきたのが良かったということでした。また、試験の最に課された作文のできも、評価してもらえたようでした。
日本語は、日本人なら誰でも日常で使っているので、よほど作文が苦手な人は別ですが、能力に思ったほどの差はつきません。
この仕事をしたいという、あなたの本気度を訴えることが一番大事だと思います。
もっとも、僕の場合は地方新聞社なので、もし全国紙やブロック紙などの大きいところを狙っているなら、日頃から情報収集のアンテナを感度よく保つとともに、転職・就活のテクニックを学ぶ必要があります。
いずれにしても、検討を祈る。
20代とは、お若くてうらやましいですね。
新聞記者や編集者になるのに資格はいりません。
一般の企業に入るのと同じで、採用試験に応募し、合格すればいいのです。
資格という点では、日本エディタースクールというところがやっている校正技能検定や財団法人実務教育研究所の校正士というものがありますが、採用試験を受けるための必要条件ではありませんし、そもそもマイナーな資格です。おそらく、現役の新聞編集者で持っている人は、大手を含めほとんどいないのではないでしょうか。
ただ、新聞業界そのものが採用が少なく、スキルを持った転職希望者もあまたいるので、非常に狭き門だということは言えます。
要は、何事もやる気と根性です(古い昭和世代親父ですみません)。
お若いので、可能性は無限大です。資格云々より、自分の魅力をアピールする技術を学んで、数少ないチャンスに備えましょう。
くれぐれも、早まって今の会社の退社をフライングしないように。