運送会社の労務人事のメリットやデメリットとは?7view

運送会社の労務人事を担当する部署へ転職します。運送会社の労務人事ならではの仕事内容はありますか?また、労務人事の仕事をしてメリットを感じたこと、反対にデメリットだと思ったことを教えてください。

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1件の回答

  1. plmusya 2018/01/18 18:42

    運送会社での人事労務の仕事は、毎月行う仕事と1年を通して行う仕事とに分かれます。

    まず毎月行う仕事は「新規入社事務」です。各地方の拠点にて所長が面接して決めた新入社員やアルバイトの方の書類や面接のデータを取りまとめ、役員や社長へ提出し合否の連絡と合格者への書類の送付をします。次に社員情報システムへの登録、各種社会保険への加入申請などを行います。
    入社する方がいれば退社する方もおりますので、「退職者処理事務」も毎月行います。
    各種社会保険からの脱退申請、退職金の清算などがこれにあたります。
    更に毎月の処理として「給与計算業務」があります。
    各拠点から1カ月分の勤怠データが送られてくるので、それを給与計算システムに入力して計算します。
    ここまでが毎月行う仕事になります。

    次に1年を通して行う業務ですが、「社会保険の算定」「36協定の制定」「健康診断」「安全教習」「社会保険料の改定」「入社式」「新入社員研修」「管理者研修」「年末調整」などなど、書ききれないほどあります。

    私はこれだけの業務を、アシスタントの女性と2人だけで従業員1500人分行ってきました。
    この仕事をした上でのメリットとデメリットを紹介いたします。

    まずメリットは、社会保険や税金など日本の労働環境について曖昧なまま働いていたところがクリアになったところです。
    何気なく払っていた「健康保険」や「厚生年金」については、時々保険料またあがってる!と以前なら思っていましたが、保険料の上がり下がりにもきちんと理由があること。また健康保険については会社が加入している組合によって保険料や制度が異なることを知りました。

    「年末調整」は特に普通に働いている方は、詳しく知らない方も多いかと思います。
    これを自分で1500人分やることによって、こういう仕組みで、こういう計算式で年末に返還される税金の額がかわるのか。
    更に年間の給与の金額によって、毎年払っている市県民税の金額が決定されるのかなんてことを知ることができました。

    他にも学んだことはたくさんありますが、残念ながら会社が吸収合併されてなくなってしまい、退職した今でも役に立つ知識です。

    反対にデメリットですが、運送会社はやはり深夜勤務や長時間勤務があり、ドライバーの方の労働環境がなかなか整えられません。
    これを整えていくのが自分たちの仕事ですが、残業はさせたくないが人手が足りない。お金を稼ぐために自分から残業したい方がたくさんいる。
    国の労働基準監督署は残業を許さない。などという板挟みです。
    法を順守しながら、法外にならない残業を与える調整をするのは非常に難しく、精神的には厳しい環境でした。

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