現在音響スタッフへの転職を考えています。収入の面では少し不安がありますが、音響の仕事に昔から興味があり、どうせ一度きりの人生なので好きなことをやってみたいというのがあります。
音響スタッフとして働いている方にお聞きしたいのですが、音響スタッフとして働く事になったきっかけのようなものはありますか?また、どんなことをきっかけにどのような仕事につきましたか?
これから転職をする時の参考にさせていただければと思い、質問させていただきました。
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質問
音響スタッフになったきっかけは何ですか?転職を考えています。376view
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高校生のころからライブハウスなどでバンド活動をしながらアルバイトをしていました。
将来は音楽家として生活をしていこうと29歳までは音楽活動をしていましたが、30歳になるのをきっかけに音響スタッフへ転向しました。
今ではPAのスタッフとして毎日のようにライブのPAをしています。
自分の好きな音楽は少しクラシック寄りのポピュラーなバンドだったのですが、なかなか収入があげられず、演奏で収入を得て家庭をもって生活していくというのに不安を感じたので転職をしました。
音楽活動をしている頃から数々のPA屋さんにお世話になり、その操作方法やそれぞれの音作りに興味を持ちました。音楽で生活をしていくことはできなくても、音響の会社に入ってある程度の落ち着いた収入を継続的にもらうことができるような〝安定〟を求めて会社勤めになったというような経緯があります。
結婚を視野に入れて交際をしている人がいたので、普通の会社で勤めるというのも考えましたが、もう30にもなるので再スタートを0からするよりも、せっかく今まで自分自身が演奏活動を続けてきていたのでその経験やスキルを生かせればなと思い、PA屋に就職をしました。
自分自身が演奏家として音楽活動をしていた時の人脈があるので、PAの仕事の依頼は当時の関わった音楽関係者から多くいただくことができています。音楽活動をしていたときに大切にしていた人脈があるというのも私が転職をするきっかけになったことの一つです。
PA屋になりましたということを、転職する半年ぐらい前から回りに伝えておくようにしました。そのときは是非仕事をさせてくださいという広告のようなものもしておきました。
PA屋に転職をしたもう一つの理由は、やはり私自身演奏活動の方を続けていきたいと思ったからです。
音楽に関わる仕事をしていることで、やはり毎日新しい音楽が入ってきます。また、超一流のアーティストさんや、私がもともとファンでよく演奏会を聴きに行っていた人のライブを間近に聴くことができ、しかもその音作りまでさせてもらえます。それがとても刺激になり、私自身も演奏を頑張ろうと思うことができます。
PAスタッフは自分の会社でやってもらい、私自身のライブをするということも付きに何度かさせていただけています。
音楽を仕事にすることで、私自身も音楽を続けていけるということが大きな理由の一つになります。
私は元々大学ではロボット工学が専攻でしたが、今では音響のスタッフとしてレコーディングスタジオで働いています。
高専卒業後は大学に編入学し、専門的にロボット工学を学びましたが、私が興味をもったのはロボットではなく、どちらかというと発声をするシステムで、声にとても興味がありました。その中でボーカロイドというものが発明され、a,i,u,e,o(あいうえお)の発音だけでも数百とおりがあるということを学びました。
将来はロボットを作る人間になると自分自身思い込んでいましたが、どちらかというと音声について興味が沸き、音を録っては聞いてみるという作業の繰り返しをする大学時代を過ごしました。
大学時代の研究の中で、様々なレコーディング・エンジニアさんと出会うことができました。その中の一人がうちでやらないかと声をかけてくれたのが今の仕事についたきっかけです。
数々の難しそうな機材がありますが、理工系の出身なのでどれも興味があって楽しく勉強をしながら働いています。将来はボーカロイドのような音を楽器に出来るようなシステムの開発に携わることを目標にしていますが、今はアニメなどの声優さんのレコーディングの仕事を多く受けています。
最近のコンピューター音声の仕事ですと、カーナビゲーションや給湯器などのオペレーティング音声なども機械で製作をする傾向にあり、その元になるような音声のレコーディングをしています。その録音された、たとえばa,i,u,e,o,を元に様々な単語を作り上げていきます。
毎日がコンピューターに向き合う毎日ですが、音声に関わる仕事が出来ているのでとても満足しています。
レコーディング・スタジオの方でもコンピューターやロボットの専攻をしてきたので色々な新しい仕事を受注するきっかけになってありがたいという話をいただいています。好きこそものの上手なれという言葉がありますが、やはり私の場合は音声に興味をもって、人体の発声のメカニズムをいかにロボットで再現するかというところがルーツになります。
少しマニアックなところにもなりますが、音響マニアという言葉があるように、やはりある程度音響のマニアックさがあるというのは音響スタッフとして働く上で武器になるはずです。
私は都内のライブレストランで働いています。働き始めたきっかけは高校時代からブラスバンドに所属していて、同じ市内のレストランで吹奏楽のアンサンブルがありその演奏を聴いたことです。
私自身は演奏の方はあまり自信がなく、音楽科としての道は諦めていました。レストランで演奏をしているのを聴きながら料理を運んで来るスタッフを見て、私もこんな所で働きたいなぁと思ったのがきっかけです。
今では大好きな音楽に囲まれながら仕事ができていて良かったと思っています。時々店の音響のようなことを任されながらステージの準備や照明のようなことをやっています。音響のスタッフとしてですが音楽に携わる仕事をすることができて良かったなと思っています。
元々は吹奏楽が好きだったのですが、レストランには様々なジャンルの演奏者がいらっしゃいます。クラシックだけでなくジャズであったりポピュラーであったり、時にはお笑いの方までいらっしゃいます。仕事をやりながら色々な音楽に触れる中でもっと幅広く音楽を聴くようになりました。仕事をしながら自然とライブを聴くことができ、しかもそのライブを聴くのにお金はかからないというのが就職をしてみて分かったこの仕事の良さだと思います。
演奏家の方はそれぞれ人柄も素晴らしく、楽屋のような控え室でお話をさせていただいているときはとても穏やかな気持ちになれます。音楽に触れることを仕事に出来ると言うことは素晴らしいことだと思います。