特許技術者を目指して転職活動中ですが、特許明細書を上手く書くためにはどういう技術の知識が必要ですか?
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特許技術者が特許事務をする上で必要な技術とは?43view
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3件の回答
特許明細書を読んだ事がある人は、世の中で極限られた人だと思いますが、最初に読んだ人は殆どの人が「何て読みにくい書類だ」と思う事でしょう。技術的な専門用語は一般的に知られているので、ネット検索である程度解りますが、特許独特の表現方法などもあるので、最初のうちは一日1件読んで正確に理解できるかどうかという世界になります。しかし中間処理をする場合は、一日7~8件位読む必要があるので、これを早く正確に理解する必要があります。
ここで役に立つのが「速読」です。速さだけを求めると、内容の理解が不十分なまま書類を書いてしまい、特許庁から「拒絶理由通知」を受けて、「特許査定」を得るまでに手間がかかってしまいます。ですので、理解レベルを落とさない速度で、「速読」する技術が必要になります。
「速読術」と呼ばれるものも存在していますが、これがこの仕事で実際に使えるかどうかは解りません。特許の書類は一般の本とは違い「法律文書」でもあるので一言一句間違える事があってはならないので、目安としては一言一句間違わないレベルで速く読むのが必要です。
特許明細書を書く場合だけでなく、特許事務所が書いている書類は全てパソコンで入力しますので、パソコンの知識は必須と言えますね。ソフトの種類や、最新バージョンの操作方法などは遅れを取らないようにするべきでしょう
種類としてはワードなどのワープロソフト、EXCELなどの表計算は必須で、その他画像処理系やCADソフトなどもできる方が見映えの良い書類が書けます。キーボードも出来ればブラインドタッチが出来た方が良いですね。働いている感覚としては一日中座ってパソコン操作をしている様な感じなので、ブラインドタッチできるかどうかで疲労度が大きく変わって来ます。
特許事務所で働く特許技術者は主に「特許明細書」を書いたり「中間処理」をしたりします。
この仕事の中で必要になってくるのは、まずは特許明細書を書くための技術的な知識です。
特許事務所には、それまでに関わってきた案件によって得意な技術的分野とそうでない分野がありますので、そこへ入所する技術者も大体同じような分野の企業の技術者だった場合が多いようです。
大手のお客様を持っている事務所はそのお客様の製品に精通していればある程度食って行けますが、それでも別の分野の依頼がある場合もあるので、1つだけに限定せず色々な分野で明細書が書ける様になっておいた方が仕事上有利です。