院薬剤師から調剤薬局に転職希望。調剤薬局で気をつかうこととは?48view

病院の薬局で働いています。病院は忙しいのですが、看護婦さんの友達もできたり、医師との交流もあったりして充実した毎日を送っています。ただやはり給料面を考えるとどうしても調剤薬局がいいかなあと最近考えるようになりました。
病院は環境としてはいいので続けたい気もしますが、やはり給料は調剤薬局と比べると安いなあというところに戻ってしまいます。

ただどうしても調剤薬局というと私が想像すると「薬剤師しかいない」というイメージしかででてきません。もちろん病院でも当たり前、薬局内では薬剤師ばかりと働いているのですが、入院患者さんへの投薬の中で看護婦さんと話したり、医師と話しをしたりしてほかの部署との関りもそれなりにあるので、一日中薬剤師だけというのはどんな感じなのだろう、と思います。
まして病院はそんな風にいろいろな部署とのかかわりがあるので、気持ちの切り替えをしたいときにはすこし薬局を離れてみたりなどすることができますが、調剤薬局では店舗の中だけとなるので、すこし息が詰まることとかあるのかなとか想像してしまいます。

調剤薬局で働くことでの独特な気苦労というと大げさですが、気をつかうことはありますか?

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回答

1件の回答

  1. terasi_8s 2017/12/20 20:08

    調剤薬局には医療事務の方もみえるので、薬剤師だけというわけではないです。

    質問者さんのように薬剤師同士でなにか気苦労があるかと言われると、それは人と人との関わりの中でのことなので、薬剤師だけしかいないからというわけではないと思います。やはり病院でも気の合う人も合わない人もいますよね?環境がよさそうなので、あまり合わない人もいないのかもしれませんね。それはうらやましいくらい良いことです。

    少し話がずれるかもしれませんが、気を遣うというか、ストレスに感じることがほかにあります。
    私も病院での経験があり、そのあとは調剤薬局を何軒か渡り歩いて今の薬局で管理薬剤師に落ち着きました。
    もちろん薬局の環境によるとは思いますが、基本的には薬局を運営しているのが薬剤師ということになるので、いわゆる業務である調剤なども含め、経営的なことも全て何もかもをしている感じになります。小さいといえども、やはりそれはひとつの企業として機能していると思います。

    病院だと、経営は病院がしているのであって、薬剤部には権限があったとしてもあくまで病院の一部とみなされることから、ほかとの連携を取っていかないと業務としてまわっていかないかもしれません。そういう意味での気苦労はありますよね。

    もちろん調剤薬局でも本社があり、そこからいろいろな注文をだされてしまう場合もあり得るとは思いますが、支店は支店なりに自分たちのルールで経営をしている感じだと思います。
    そう考えるとひとりひとりにかかってくる責任はかなり大きなものになるとは思います。
    決して病院で働く薬剤師のほうが楽だとは思いませんが、私が働いていたときに「私たちは病院の経営者である病院長に守られているんだな」と強く感じていました。
    今はもちろん管理薬剤師という立場もありますが、この薬局を守っていかなくてはと思うとかなりのストレスです。

    それでも私も含め、薬剤師自身が薬局をまわしているという感じがすごくします。そのためなのか、一丸となって仕事をしている気持ちが大きく、あまり薬剤師同士の摩擦はありません。もちろん、最初にも言ったように、人と人との関わりなので合わない人がいないといったらウソになりますが、それでもみんなでひとつの目標に向かっているという意識が強いと思います。

    後は、医師との関わり合いですかね。調剤薬局自体、どんな大手でも支店の一軒一軒は小さいものが多く、門前である場合もあり、その医院なりクリニックなりで働いている医師との連携が必要になってきます。病院と比べると密な関係である場合が多いかもしれません。そういう意味では、その医師との連携がうまくいくとかなり楽かもしれません。
    ただ、どうしても門前であっても、ほかの病院からも処方箋が来ることは多々あるわけなので、問い合わせをする際、思っているよりも多くの医師と問い合わせなどを通じて、話をしなくてはならないことが多いと思います。

    病院にいると医師は基本的には決まっているので、先輩たちからの話も聞いていくうちに医師との話もスムーズにできるようになるかもしれません。もちろん医師の入れ替わりもあると思うので、その度に良い関係を作っていかないといけないこともあるとは思います。

    これが調剤薬局の場合、突然新規の患者さんから処方箋を受けて、その処方箋についての問い合わせがある場合、まだ話したこともない、どんな対応をしてもらえるかもわからない病院にすぐに電話にて連絡を入れないといけない状況になります。これが思うよりかなりのストレスというか、気をつかう場面としては大きなものになります。普通に初対面で人に会うことを想像すればわかると思いますが、その初対面に当たる人が医師であり、またその電話をする場面がいつ起こるかは、処方箋を受け付けるまでわからないわけです。
    今でこそ電話をかけることに抵抗は少なくなりましたが、やはりいつまでたっても慣れないですね。
    薬剤師の本分とはいえ、調剤薬局で「気をつかう」このような場面では病院とはまた違ったストレスに感じます。いくら給料が病院より高いとはいえ、それで全てがカバーされるほどの給料であるか、ってことですね。

    転職が悪いということではありません。ただ環境がいいというのはとてもいいことです。看護婦さんとも医師の先生方ともいい関係があるのであれば、それを大切にするというのもひとつの選択かもしれないですよ。

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