音楽療法士で求められる人材像・採用基準はどんなものだと思いますか?キャリアのある方、教えて下さい!
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音楽療法士で求められる人材像・採用基準は?40view
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1件の回答
大前提は「ひとに興味がある」ということはあると思います。音楽療法士の仕事は、セッション中のクライアントの状態を観察して、クライアントにとっての最善をクライアントと一緒に目指していく仕事ですので、観察力は非常に重要です。その観察力というのは、「クライアントに興味があること」が大前提となっていることは、言うまでもありません。クライアントがどのようなことで困っていて、どのような支援が必要であるか、出来る限りクライアントの立場に立って考えることが必要です。もちろん、「ひとに興味がある」というのは、対クライアントだけではありません。音楽療法をとりまく、クライアントをとりまく、たくさんの「ひと」との関わりも、大切です。そのような意味においても、「ひとに興味がある」ということは、大前提として必要なことなのです。
また、採用基準として、施設によっては、「○年以上の経験必須」や、「○○領域(高齢者・児童等)での経験必須」というようなことが必要となる場合もあります。経験や専門的な知識があった方が良いかどうかは施設側が判断することですが、施設側が求める音楽療法にできるだけ近い音楽療法を目指すためにも、他施設での経験や音楽療法の中でも更に専門的な知識、その他に活かせそうな資格等がもしあれば、伝えた方が良いでしょう。
あとは「向上心や探究心を忘れない人」というのもあると思います。音楽療法は、ひとと関わる仕事ですので、必ずしも数字等で効果や成果が目に見えて感じられる仕事ではありません。つまり、「答えが無い」と言っても過言ではない、そんな職業です。それ故、出口が見つからなかったり、悶々と考え込んでしまうことも多い職業ではあるのですが、だからこそ引き出しを多くもち、自分なりの答えやその糸口を探していく作業が必要となります。日々変わっていくクライアントと対峙するためにも、療法士は日頃から色々なことにアンテナを張り、知識や情報を得る努力をする必要があります。もちろん、楽器の演奏に関しても、日々研鑽を積むことが必要です。