IT企業で生産管理システムを開発するチーフSEのやりがい15view

生産管理システムを開発するSEの中でも、チーフSEの仕事、役割、やりがいとは何ですか?SEとして入社し、チーフを目指したいと考えていますので詳しく教えて下さい。

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1件の回答

  1. galego_ii 2017/11/29 17:41

    地方の中小IT企業でチーフSEとして主に製造業向けの生産管理システムの開発を担当していますが、大手企業と違い、チーフSEの担当する業務は多岐に渡っています。

    営業が業務受注を確定した以降の作業は殆どチーフSEの担当と成ります。
    クライアントの予算規模に合わせ、クライアントの希望する機能実現に向けてのハード構成・ソフト構成及び開発に伴う要員手配と管理、外注の手配など、そしてシステム運用後のクライアントの教育とシステムの保守に至るまで面倒を見ることになります。
    普通なら一人でそこまでやるのは辛くリスクもあると思われますが、私はクライアントが満足するシステムを最初から最後まで関われることに非常にやりがいを感じています。

    当然、クライアントとの折衝で揉める事もあり、予算内でクライアントが希望する機能や操作性・性能を実現する事は非常に難しいことですが、これを実現する為に悩む事や最終的に実現した時の満足は例えようが有りません。
    当然クライアントにも我慢して貰う場合が有りますが、これを交渉の中で説得するできた時などは、自分自身も満足しますが、会社での評価が上がることも励みになります。

    例えば、ある組合会社の販売管理システムのリプレースの際、ある製品の製造工場の製造状態もこのシステムで把握出来る様にして欲しいとの要望がありましたが、工場に導入されているシステムが古かったこともあり、システムのドキュメントが殆どなく、製造ラインの情報がどこにどう言う風に保存されているかも分からない状態でしたが、クライアントの担当者と共に調査・分析を行い、販売管理システムへの取り入れ方を検討する時などは、単に技術どうこうではなくクライアントと一緒に問題解決を探る事に多少興奮したことを覚えています。
    会社としても私一人に任せるのではなく、事ある毎に状況を確認してくれましたし、相談が気軽にできるのでこの仕事を任された際に不安等もありませんでした。

    私は、システム開発に関わるあらゆる事に携われるということは非常に幸運だと思います。あらゆる場面で自分の得意、不得意なことを認識できると共に不得意な事を克服しなければ先には進めない状況から自分の成長に繋がったと思います。大企業で割り振られた位置・立場での作業は専門性は磨かれると思いますが、私は色々なフェーズで真に役立つ技術を身につけられるのは、私の様な経験をした人だと思います。

    オールマイティーになる必要は有りませんが、自分がにとってのやりがいや自分が何に向いているかは経験しないと分からないと思いますので、私にとって今の会社の仕事の進め方が非常に気に入っていますしやりがいを感じています。

 

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