長年飲食店に勤めており、個人経営の飲食店に管理職としてこないかと誘われています。転職先はチェーン店ではなく、地元に数軒ある個人経営の居酒屋です。
個人経営の飲食店の管理職の仕事は、チェーン店とどう違いますか?細かく教えていただけると参考になります。
質問
個人経営の飲食店の管理職の仕事は、チェーン店とどう違いますか?41view
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回答
1件の回答
チェーン店ではなく個人で経営している店舗業務を行なう管理職の仕事内容についてご紹介します。
主な業務は各店舗の利益管理から面接、営業まで多岐にわたります。店舗のシフト人員が足りない際は実際に店舗にて営業も行います。
大手チェーンに関しては各業務担当が割り振られ、効率よく作業を行えるとは思いますが規模が小さい個人店の管理職はそうはいきません。そこで一人に多くのタスクが割り振られ負担が多くなります。
各店舗の利益計算に関しては、個人経営と言いましても5店舗ほどの店舗すべての売り上げ、在庫管理、給与計算を行わなければいけません。各店舗店長からの売り上げ報告を受け日ごとにまとめ月初の会議にて提出します。そこで話し合われたもの(商品変更、価格変更、新商品)を店舗管理者へ共有し、実行に移します。次の会議まで利益率変化などの結果報告をまとめます。
その中でもシフトの作成を行い、シフト人員が足りない店舗では営業も行わなければいけません。その点に関して言えることは管理業務をこなしながら実際の現場を直接体験することでお客様のニーズ、各商品の需要などを感じ取れるので、マーケティングを行う上で非常に生産的ではあると思います。ですが店舗はカフェ、バー、レストランと営業時間が大きく異なるので、これをすべて一人で管理しなくてはいけません。この点に関しては非生産的です。
新店舗開発も業務のうちに入っており、面接、商品企画、商品開発、店舗設営を行います。新店舗の開発においても上記での現場での業務をこなすことによって、商品企画や新店舗のコンセプトに近づけることができ、新店舗月初の売り上げは全店舗利益率の150%を達成しました。新店舗開発には半年ほどの時間を要しました。上記業務を行いながら、商品企画、面接、原価計算からの価格設定などを行います。この新店舗開発では経理、人事の業務も行うことになります。
このように飲食業界は大手チェーンではない個人経営での管理職は、一人の負担が大きく効率よく業務をこなすことがとても大変です。反面、人事、経理、マネージメント、様々な業種をこなすことになるので、経験としてはこれからに生かすことができるものだと感じます。やはり飲食業界というものは離職率が高いものです。拘束時間が長く休みもないので管理職といえど現場の方以上に業務が多くあるということになります。