今、制作会社のADになるために転職活動中です。その過程で感じたのは、面接で「お酒は飲めるか」というニュアンスの質問が多いことでした。これまで3社の面接に行ったんですが、ぜんぶの面接で質問されました。
単なる偶然とは思えません。
こんなに面接で聞かれるってことは、ADにとってお酒が飲めるかどうかってすごく大事な問題なんだと思います。
でも、私はそんなにお酒が飲めません。あまりにもそういう質問が多いので、不安になってきました。
転職活動を始める前までは営業職をやっていたのですが、仕事の付き合いでもそこまでお酒を強要された記憶はありませんし、周りの営業の先輩もお酒が強くない人が多かったと思います。ほかの会社はわかりませんが。
お酒が飲めない私でも、制作会社のADとしてやっていけますか?お酒が苦手だと問題のある仕事ですか?
そもそも、お酒が飲めないのが理由で不採用になることがあるんですか?
あまりお酒が飲めないぶん、心配になってきました。回答お願いします。
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3件の回答
お酒が弱いのは仕方ない。そんなの人それぞれだし。
だけど、自分もお酒が弱くて、ADの仕事中に「つらい」と思ったことが何度かあります。
とある居酒屋に、ディレクターが運転する車で撮影に行ったときです。撮影がぜんぶおわったあと、お店の常連さんに声をかけられ、お店全体で飲み会みたいな雰囲気になりました。高い日本酒とかも机にいっぱい出てるし、みんな飲んでるし。
お店の人も「好きなだけ飲んでくれ」と言って生ビールを大きなジョッキに注いで出してくれました。ですがディレクターは車でそこに来てるので、お酒を飲んで帰ることができません。ここで自分もお酒が弱いから飲めない、となると、当然ムードが悪くなります。
「あの番組のスタッフはノリが悪い、空気読めない」という噂がいっきに広まるかもしれません。せっかくお店の人も、常連さんも協力してくれたのだから、ご厚意に答えるのが礼儀です。だから、自分はすごくお酒が弱いにもかかわらず、ディレクターが飲めない分もがんばって飲みました。お酒が弱いだけで嫌いではないのですが、なかなかつらかったです。
担当する番組、企画によっては、取材先の人にお酒をすすめられることはあると思います。お酒がメインじゃない単なるグルメ番組でも、韓国料理店ではマッコリ、沖縄料理店では泡盛みたいな感じで、ご厚意でお酒が出されることはわりと多いです。料理といっしょにお酒も撮影するという演出もありますし。
そういう状況でお酒が弱いっていうのはかなりつらいと思います。くれぐれも無理しないで、自分のできる範囲で対処していってください。もしディレクターが飲めないって場合は、その分もできるだけ飲めるが理想ですよね。
あと、飲酒運転は厳禁です。マスコミという業界の性質上、社員だろうが制作会社の人間だろうが、テレビ番組のスタッフがそういうことをしていたとなると、かなり叩かれるし騒がれます。もしADが車を運転して撮影場所に行くような職場に配属されたのなら、お酒をすすめられてもきっぱりと断るか、タクシーや運転代行を手配するか、飲酒運転だけはしないようにしてくださいね。そういう場合はお酒を断ってもいいと思うし、かえって飲酒運転したほうが取材相手に迷惑かかりますから。お酒が飲める・飲めない以前に、社会人として適切な行動がみられますよ。
私はある程度飲めるのですが、今いっしょに仕事をしているディレクターはいっさい飲めません。
ですが冷たい目で見られたり、怒鳴られたりしているのは見たことありません。お酒が飲めないのが理由でそんなふうな扱いを受けるのは理不尽だと思うし。
その人がちゃんと仕事していて、まわりに気を使える人だというのも大きいと思います。飲み会にもちゃんと来るし、まわりからも愛されてると思います。
そのディレクターは、いつも飲み会でジンジャーエールばかり飲んでいます。昔その人が言ってたのですが「自分はお酒が飲めないかわりに、新人時代にコーラ一気飲みをみんなの前でやった。お酒が飲めないなら、その代わりに、このくらい思い切って、周りの盛り上げ役をやらないと干される」と言っていました。
要は、ADとしてお酒が強いかどうかよりも、こういうことを見られてるということだと思います。
テレビ業界って、最先端っぽくみえて、実は古いしきたりとか慣習とか、ほかの業界だったらとっくに廃れているようなものが根強く残る業界です。そして体育会系です。「飲み会でお酒を飲まないやつは失礼だ」というディレクターもいますね。一滴も飲まずにウーロン茶ばっかり飲んでるADは、確かに白い眼で見られるかもしれません。
無理やり飲ませるようなことはないと思いますが、お酒が強くなくても、一口くらいは飲んでおくと、とやかく言う人もいないんじゃないでしょうか。
でもそれ以上に「飲み会に来ないやつは失礼だ」という慣習は残っています。
どんなに仕事が忙しくても、寝てなくても、徹夜続きでも、その時間帯に撮影に行ってるとかスタジオで生放送とかじゃない限り、上司からの飲みの誘いは断るべきじゃないです。
お酒を飲まないことよりも失礼です。最悪、上司から連絡があって約束通りの時間に駆けつけることができなくても、ある程度仕事を調整して、遅れてでも参加するべきです。
そのときに、どのくらい遅れるという連絡がちゃんとできていれば、電話口で軽口をたたかれても、評判がすごく悪くなるってことはないと思います。
なかには、いつ誘ってもついてくるかどうかで、根性があるかとか、見込みのあるヤツかどうかというのを判断するディレクターもいます。
一度断るとなかなか誘いづらくなるし、仕事うんぬんよりも「アイツつまんないよ」ってなりますね。とくに一緒に仕事する機会のないディレクターにとっては、仕事ができるかどうかよりも、ちゃんと飲み会に来るかどうかで人となりを判断されることもあります。
お酒があまり飲めなくても、積極的に飲み会に参加することのほうが大事だと思います。
お酒があまり飲めないかわりに、元気よく上司のムチャぶりに全力で対応したり、ディレクターの飲むお酒を覚えておいたり、恥ずかしがらずにカラオケで歌って盛り上げたり、みんながお酒を飲みやすいように店員さんに根回ししたり。そういうことを大切にしておけばかわいがってもらえると思いますよ。
もちろんお酒が強い人もよく誘ってもらえるだろうけど、一緒に飲んでいて楽しい人を目指すのも間違いじゃないと思います。がんばりすぎて飲みすぎないよう、気を付けてくださいね。