子供に関わる仕事、児童指導員や教員以外にどんな資格がある?238view

現在特別養護老人ホームで働いています。ご老人のお世話にもやりがいを感じていますが、本当は子供達と関わる仕事がしたなと考えていて転職を考えています。
でもお恥ずかしいんですがどんな資格が有るのかがわからないんです。教員以外にどんな資格が有るんですかね?
ちなみに、自分なりに調べまして、児童指導員について興味を持っています。

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1件の回答

  1. kizii 2016/09/17 17:46

    子供達と関わる仕事と言ってもたくさんありますよね。ただ、現在特別養護老人ホームで働かれていらっしゃるとのことですので、福祉職が強く、子供達と関われる仕事へ転職されたいという事でしょうか。以下のようなものがあげられますかね。

    ①児童指導員
    これは児童福祉施設へ入所してくる子供達の保護者代わりですね、その為の資格です。施設には大学に進学した場合には22歳まで入所可能です。仕事内容としましてはもう多岐にわたりますね。学習相談以前に日常生活の相談から、寝食を共に生活するのでやはりそのやりがいは計り知れないものがあります。もちろん学校などの面談も保護者の代わりとして行くんです。

    ②児童自立支援専門員
    この資格も基本的には児童指導員と同じなんです。
    ただ児童指導員は親御さんと生活を一緒にさせる事が子供達に有益ではないと判断された子供達、具体的には虐待、育児放棄などです。この職種の場合は非行少年が対象なんです。ですからもう親です。
    保護する、味方になってあげるということとは全く違いますから、生活態度からしっかりと教え込まなくてはいけないので、非行に走ってしまった子供達の親になるって事です。戸籍上は無理ですけどね。
    ですから、勤務ではありません。もう一緒に住むんです。やりがいはすごいあると思います。ただやはりこれだけの重大な仕事ですから、簡単に求人はないですよね。それにあったとしても厳しい試験に合格する必要があります。親を途中でやめるという事はまず考えられないので。すごいやりがいと緊張感。極めて責任重大な職種です。

    ③少年指導員
    これは資格というより公務員なんです。子供達に対して公務員的な立場から接する、という職種ですね。ですからこれは公務員試験の福祉職を受験して各自治体に勤務するという事になりますかね。
    ただ、どうでしょう、子供を真剣に相手にするのにお役所的に対応するっていうのは個人的には子供達に失礼ではないかなと。時間を切って対応すると、余計に子供達の心がねじれてしまう、私としてはそう感じられて仕方ないです。

    ④児童福祉司
    児童相談所に均している職員です。精神科医などとチームを組む場合が多いですね。ですから「ケースワーカー」と呼ばれたりもします。
    とにかく人手が足りません。今後助けが必要な様々な子供達は増加傾向にあります。そうした子供達が児童養護施設などに入所する訳なのですが、そこで働く児童指導員に指示を出す職務なんです。にもかかわらず人手が足りてません。
    児童福祉司が足りないのでは子供達がせっかく何かやる気になったとしても決定が遅れてしまうのでそのタイミングを逃すだけという事になってしまいます。
    また、せっかく子供達を保護したとしても、児童福祉司と話す順番待ちになってしまいます。この間に心の傷が深まってしまっている子供たちがいるのも事実でこれは今社会問題になっています。
    大きな権限と大きなやりがいがあるだけに今、とにかく児童福祉司の増員が急務となっていますし、現実に回答が間に合わなくて高校に進学できずに一回サポート校に入るという子供達も増加してしまっています。

    ⑤家庭相談員
    何らかの事情で母子家庭になってしまったご家庭ってあると思うんです。
    お父さんがいれば「三人寄れば文殊の知恵」と言われるように何かしらのいいアイデアが浮かぶのかもしれません。しかし、女性進出が活発になったと言われていながらも、やはり女性が家庭を一人で支えていくだけの収入を得るのは並大抵の事ではありませんよね。結局途方に暮れてしまうパターンが増えてきてしまっているんです。ですから家庭丸ごとの相談に乗る職務が必要とされてきたわけです。それがこの家庭相談員です。
    子供だけでなくご家庭を支えるわけですからそのやりがいは計り知れないものがあると思います。

    単純に子供達を支えていく福祉的な資格、職務はこれだけではないんです。実はまだまだあるんですね。また、これらは代表的なものに過ぎません。そして③④⑤は区分としては公務員になります。ですから原則として地方自治体の公務員試験が入り口となるのが原則なんですが、どの資格にしても「実務」によって資格を得られる道があるんです。
    児童福祉司も公務員とはいえ、児童指導員で実務経験を持てばその資格を得る事ができるんです。

    少子化の一方で、愛情を全く注がれない子供達は増えてしまっているという不思議な現象が日本には起きています。資格は最終的に取れればそれなりの権限が持てるというだけで、資格がなくても転職されて「実務」を積んで、資格はあとから取得されてもいいのではないでしょうか。
    質問者さんが今、転職をお考えになっているのでしたら資格以前に応募先に問い合わせてみる事が、成功の鍵だと思います。

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