20歳のフリーターの男です。
携帯電話やスマートフォンを買い替えたり、壊れてしまった時ぐらいしか携帯ショップに行くことがないのですが、実際転職して携帯ショップで働こうとした場合、仕事内容はこんなものなんですかね?
そのぐらいであればなんとか自分でもできるんじゃないかと思っていますが、まさかそれだけではないですよね?
ある程度の内容が理解できていないと、入社してから「そんなこともするんだ」とかなってしまうのも嫌なので、実際の仕事の大変さなどあれば教えてもらいたいです。
質問
携帯ショップの実際の仕事内容はどんな感じ?181view
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回答
3件の回答
携帯ショップは端末を売ればそれでOKという考えは全く異なります。かなり幅が広いですよ。
お客様に納得してもらえるプランの提案や、操作方法の案内など細かい仕事がとっても多いです。
契約業務もしなければいけないし、料金のお支払いもあってお金も扱うし、神経使いますよ、この仕事は。
生半可な気持ちで入社するととんでもないことになってしまうので、相当緊張感を持って仕事に取り組まないといけません。
細かいことは実際に入社して覚えていくことなので、そういうことは業界関係なくあることと思いますので、研修中に一生懸命努力していってほしいです。
それよりも、お客さんの個人情報が漏えいさせてはいけないとか、しっかり契約内容をお客さんに説明するとか、来ていただいたお客様に喜んでもらおうという気持ちはどんなことがあっても忘れないという意気込みは持った上で転職してほしいと思います。
携帯電話ショップでの仕事は契約業務という大きな仕事がありますが、そこについては実際に入社してみていろいろ大変なんだねということはわかると思うので、十分理解したうえで取り組んでくださいね。
私は、それ以外のところでお伝えしようかと思います。
実は携帯電話ショップで大切な仕事はアフターフォローだと思っています。アフターフォローって何かというと、新しい携帯電話を買ったはいいけど、その機械の使い方がわからないとか操作方法がわからないとかそういったことを一生懸命取り組まないと「なんだあのショップは新しい携帯電話を売ったらそれっきりかい!冷たいなあ」と思われて、ブランドイメージが落ちてしまいます。
そういったことを言われないようにというのもありますが、せっかく高いお金で買ったのですから、ちゃんと使いこなすまではいかなくても、お客様が求めていることについてはできるだけお応えしようという気持ちで仕事しなければいけないかなと思います。
そうすることで、お客様とショップの信頼関係ができると思います。そして「また新しい電話を買うならあのショップで買おう!」とか「あのショップはなんでも親切に対応してくれるから今度あなたも行ってごらん」というようなことになっていきます。
システムや仕組は勉強すれば何とかなりますが、そういったお客様を大切な気持ちはシステムという事務的なことを超える人と人とのコミュニケーションでショップのお客様に対するスタンスが出てくるので、そういうお店で働くことができるとこの仕事をしていて本当に良かったなと思えると思います。
さすがに、それだけではないですね。皆さんの目には見えない仕事は結構多くありますよ。
大きく分けると、携帯電話の販売、携帯電話の修理受け付け、修理完了品のお渡し、料金支払いの受付、契約内容の見直し(プランの変更など)、住所変更や、結婚などでの改称(名字の変更)、操作案内などですかね。
皆さんは、携帯を新しく買うというイメージだと思いますが、実際には購入と同時に携帯電話回線の契約業務が同時に行われます。契約業務というのは、ドコモなどの携帯電話会社と回線を使わせてもらいますよ、という契約を結んで初めて携帯電話を持つことができます。この契約のかかわる説明やプランの仕組みなどをお客さんに理解してもらったうえで契約をしてもらわないといけないのです。ここが一番大変です。ここで聞いた聞いていないなどのことがないようにしないと色々大変なんです。
お客さんは良くも悪くも伝えていることも自分に都合よくとらえてしまうことが多いので、困ることもありますが、ここが大切なことなので、しっかりやらなければいけません。
しかし、ただ説明すればいいというわけではありません。説明するからには、自分自身がしっかり理解していなければお客さんから突っ込まれても答えることができませんから説得力も半減してしまいます。
ですから、プランや契約内容の仕組などはしっかり理解できてお客さんに説明ができないと一人前とは言えないので、ここは大きな試練になると思います。ちょっとした説明漏れがあとから大きな問題になることもあります。
また、個人情報を預かるということも大きな仕事です。お客さんから、本人確認書類(免許証やパスポートなど)を預かってそれをシステムに登録しなければいけませんし、預かったものはお返ししなければいけません。そんなことかと思うかもしれませんが、これが意外と起こりやすいミスなんです。預かった本人確認書類をシステム上で登録するためにスキャナに通して登録をするのですが、契約業務でやることや説明することが多すぎて、スキャナから出し忘れて返し忘れてしまうということが実際あります。個人情報保護ということが大きく取りざたされるこの時代にはとても大きな問題になってしまうのです。
色々業務があるのですが、こういうような、一般の方から見れば小さなことかもしれませんが、こういう細かいことの一つ一つに対しても目配りや気配りなどをしっかりしていかないと、携帯電話会社としての信用問題になるということは常に忘れてはいけないんですよ。
ショップを運営している代理店の会社というのは携帯電話会社からこういった個人情報に伴う事故を起こさないようにうるさいぐらい言われます。それは一店舗が犯したミスが全店舗の問題として扱われてしまうので、ブランドイメージの崩壊が起こってしまわないように注意していなければいけないということもあるので、小さなこともおろそかにすることができません。そういったある意味特殊な業界です。