保険外交員を退職したのはなぜですか?396view

保険外交員の仕事をしないかと誘われています。今まで金融業には縁がなかったので不安です。
保険外交員はノルマがあると聞きますし、私のように未経験でこの世界へ飛び込んだ方のお話を知りたいです。

また、保険外交員になり既に退職されたという方の退職理由も合わせて教えていただけると嬉しく思います。

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1件の回答

  1. yosugara_ov 2017/11/15 13:04

    私は当初、保険会社の営業には全く興味がありませんでした。その当時勤務していた会社(製造業)で、会社内の人間関係でいろいろと思い悩み転職を考えていたときに、ある転職フェアでその保険会社のスカウトの方に出会いました。非常にくだけた方で、こちらのつたない話にも嫌な顔一つせず付き合って下さり、業界の事給与のことなど色々と説明しながら熱心に勧誘してもらいました。
    中でも、私が最も魅力的に思ったのは、中途入社でも成績次第で給与がどんどん上がていくという点でした。それまで製造業の経験しかない私にとっては、給与というものは毎月決まっているものであり、いくら仕事をがんばってもほとんど変わらず、ましてや年収1千万などということは全く考えたこともありませんでした。
    その後何度か面接があり、その際には自分の年収の伸びをシミュレーション結果をもとに説明を受け、希望をもって入社しました。
    入社後1か月ほどは、法令や保険約款、保険全般、勧誘の仕方等の様々な研修を受けました。この間も、年収1千万の夢は持ち続けたままでした。
    1か月と少し経った頃に初めて実際の営業現場に出始めました。
    先輩社員の話を聞くと、たいていは自分の家族や親せき、知り合い、友人等から勧誘をはじめ、その次にその知り合い、またその知り合いという風に顧客を広げていくというのが一般的な話だそうです。私もその通りにまずは自分の家族や親せきから勧誘を始めていきました。しかし、みんな既に他の保険会社の保険に加入済みで、今解約するとかえって損になるから、今更変更するのは面倒だ、保険の外交員と知り合いだから解約できない等々の理由で誰も契約してくれませんでした。
    そうするうちに2か月が過ぎ3か月目に入りました。その保険会社にはノルマがあって入社3か月目で一定の実績(詳細な説明は省きますが、加入してもらった保険の種類とその金額が関係しています)がないと解雇されてしまいます。
    毎日出勤するたび上司からは「契約が取れたか?取れそうか?」「新規の顧客開拓はどうなっている?」等の言葉がとんできます。
    営業経験のある方ならご存知だと思いますが「飛び込み営業」という言葉があります。全く面識のない方の家を訪問して営業をかけるという最も成功率の低い、精神的に大きな負担となる営業手法です。知り合いからの契約がほぼ絶望的になった私はこの飛び込み営業もやりました。
    インターホンを押しても反応がない家がほぼ5割、応答してくれても保険の営業と聞くとすぐにお断りという家がほぼ4割、あとの1割弱の話を聞いてくれた方も、みなさん保険に加入済みという方ばかり。
    朝会社で上司に責められ、日中はほとんどの家で玄関払いという毎日を繰り返すうちに、精神的にも追い詰められていきました。
    結局契約は一件もとれないまま、上司に手ひどくののしられながらその保険会社はやめることになりました(実質解雇なのですが依願退職という形で退職しました)
    保険に限らず営業職を考えている方にはこういうケースもあるということを知ってもらえればと思います。

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