認可保育園の保育士の休日事情はどうなっていますか?保育園は土曜日もやっていると思いますが、その場合休日は振替で取れるのでしょうか?また、残業事情についても教えてください。
質問
認可保育園の保育士の休日・残業事情について6view
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ご質問のとおり、保育園は土曜日開園しているところがほとんどなので、土曜日の預かる子どもの人数が多いと、週6日勤務になります。土曜は隔週で休み、日曜は固定休というのがほとんどです。
また保育士の残業率は高く、子どもが帰った後も多くの仕事が残っています。保育士は日中子どもの保育をするだけでなく、それ以外に書類等も多くあります。
一人一人の発達を記録するものや、日々の日誌、連絡ノート等、基本的には子どもの午睡の時間に行いますが、午睡中も子どもたちに危険がないようにチェックしたり、全員が同じ時間午睡をするわけではないので、起きてしまった子どもへの対応をしていると、書類を書く時間はなくなり、それらを書く時間が自身の勤務の後という形になってしまいます。しかし、保育業界ではサービス残業がまだまだ当たり前の現状です。
その為、保育の後にサービス残業で書類を書くというのが黙認されています。
また保育園は行事も多くあります。私立保育園では行事の多さも売りの一つになる為、職員のキャパシティを超える数の行事があり、その製作や準備にも追われます。
行事の準備では、作り物等持ち帰り残業が多く見受けられます。
そして保育の中で月のねらいを考えたり、日々の活動を考えたりする書類もあります。毎月多くの書類を提出することになりますがそれに関してはすべて持ち帰り残業です。日中は保育、書類で残業をし、家に帰って製作の準備、毎月の書類を書くことになります。
行事が重なっている月は親の手を借りてまで製作の準備に取り組むこともあります。また若手の職員はこれらの役割を担うことが多い為、経験ではありますが、負担を感じることも多くあります。
休日を返上して行事の準備に取り組むことも多くあります。現代はライフワークバランスを提唱していますが、保育士はそれが難しい現状です。
また、休日には保育士の研修も行われます。
自主参加が基本ですが、時には強制参加のものや、自主参加というのは名ばかりで、若手の職員は必ず出席しなければいけないという園ならではのルールもあることがあります。
保育士は子どもが好きな前提の為、子どもの為にと向上心を持ちたくさんの研修に参加する保育士も多くいます。
しかし唯一の休日に研修へ参加していると、週のうちゆっくり休める日はなく、疲れがたまったまま、また週明けには仕事が始まります。
そして残業をし、休日も仕事を片付ける生活を余儀なくされるという悪循環に陥ってしまうのです。