看護師として、集中治療室に勤務することを目標としています。より危険度の高い、集中治療室の患者様を回復へと導く責任のある仕事だと思います。集中治療室の看護師は、どのような1日の仕事の流れをこなしているのでしょうか。
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集中治療室看護師の1日の仕事の流れが知りたい!17view
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回答
1件の回答
病院や部署によって異なるが、看護師の勤務体制は2交代、3交代の2種類である。私の病院は3交代で、今回は集中治療室の日勤業務について説明していく。
まず、日勤の勤務時間は8:30~17:15まで。8:30からと言っても30分ギリギリに病院については患者様の情報収集ができないため、大抵8時まえには出勤する。
集中治療室に入ってまずすることは、手洗い。そのあとマスクを付けて出勤簿に印鑑を押す。それから電子カルテから患者様の情報収集を行う。情報収集の内容は、看護師が記入する看護記録を読み、医師記録を読み、検査データを確認する。
作業開始前に、患者様のベッドサイドの環境整備を行い患者様に担当であることを伝え挨拶をする。
8:30から朝のミーティングが始まり、師長よりその日の入室や退室の予定について話がある。その後は各受け持ちがその時の患者様の様子を発表し、スタッフ全員で情報共有する。ミーティングの後は、深夜勤務者から夜間の様子の申し送りがある。そこで、医師へ確認する内容などを話し合う。点滴や呼吸器の設定をダブルチェックしてカルテに入力する。その後は、その日に投与予定の点滴と内服薬類のダブルチェックを行う。
それがおわる頃には9:00になるが、集中治療室では1時間ごとに患者様の状態をカルテに残すため、モニターの数値や観察項目を記録していく。始業時はそれに比べ、呼吸音や意識レベルなどの全身状態の観察を行い、以上の早期発見につなげている。チェックがおわると、患者の状態に合わせてケアを開始する。全身清拭、陰部洗浄、シーツ交換、寝依交換を毎日実施し、同時に全身の皮膚の状態を観察する。スキントラブル予防として保湿クリームを塗布したり、褥瘡やストーマケア、創部のガーゼ交換なども同時に行う。医師がくれば、患者の状態を報告しその都度指示を受ける。
集中治療室には専従の麻酔科医が在籍しており、全身管理を行なっている。専従の麻酔科医と主治医、看護師、理学療法士、薬剤師、歯科衛生士など多数のコメディカルがひとりの患者様を担当し、チームで医療を行なっている。看護師は医師の指示の元に動くことが定められているため、指示に沿って点滴な処置を実施するが、その指示が適切かを判断するアセスメント能力が必要である。患者様の状態を24時間ベッドサイドで観察し、異常の早期発見につとめ、医師やコメディカルと連携して患者様の回復のために日々働いている。