カフェ店長ならではの仕事はどんなことですか?20view

カフェに店長候補生として就職する予定です。カフェの店員としては他の会社で勤務経験があるのですが、店長はどんな仕事をするのか分かりません。カフェ店長の仕事、気をつけた方がよいことなどアドバイスを頂きたいです。

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1件の回答

  1. betumei-a 2017/11/17 12:17

    若い方に人気のカフェでのお仕事は、華やかなお店の印象とは違い、過酷な肉体労働です。
    店長の仕事は多岐にわたります。小規模のお店であれば、店長が料理長を兼務していることも多く、店内のすべてを把握している必要があります。
    早朝から買い出しに出かけたり、料理やスウィーツの仕込みを済ませ、お昼にはランチを提供します。レストランとは違い、ランチ後に閉店してディナーに備えるということもカフェの場合はありませんので、お客様の少ない時間に短時間で休憩を済ませます。ランチのあとの時間は忙しくなることも少ないので、バックヤードで事務作業などを行います。飲食店は事務作業も多く、日々の売り上げや仕入れの管理、労務管理、食材の発注や在庫量の把握、SNSやウェブサイト・ブログの更新など、営業の片手間で済ませるにはややハードな業務量です。また、季節ごとのメニュー開発や、イベント企画など、お客様を飽きさせない努力も必要になってきます。社員スタッフは店長のみで他はすべてアルバイトというお店も珍しくないので、事務作業は店長が担っているカフェも多くあります。

    事務作業が終わるとディナータイムの営業が始まります。調理や接客など自分の持ち場だけでなく、店内全体の状況を把握し、お客様がゆったりとくつろげる空間をつくる工夫をします。多くのお客様はカフェにはゆっくりした時間を過ごすために来店されます。お客様が穏やかな気持ちで過ごせる空間が大切になるのです。そのためには、走り回る店員や、ガチャガチャと食器の音が鳴りひびくキッチンなど、落ち着かない雰囲気をつくりだす要因を避けなくてはいけません。どれだけ忙しくても店員が焦ってしまわないように人手が足りないところは補充することや、お客様がどういう状態で過ごしておられるかなど、店内の様子を細かく観察することが店長の大きな役割です。
    ディナーが終わり、一日の営業が終了し帰宅すると深夜になっています。
    過酷な労働環境が新聞やテレビで報道されることもありますが、多くの飲食店と同様、カフェも労働条件は厳しいことが多いのが現状です。勤務時間には入らなくても、職場での円滑なコミュニケーションのため、営業が終了したあとにスタッフの飲み会をおこなったり、休業日に新メニューの試食会を実施するなど、時間外でお店に関わる仕事をこなすことも必要となってきます。それほど過酷な仕事であってもお客様のまえではゆったりとした雰囲気と笑顔でいる、それがカフェの店長としてなにより大変な仕事かもしれません。

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