スマホのアプリ開発は今やゲーム業界でも主流になっています。消費者側から見てもアプリゲームのCMを見ない日はないと言っても過言ではありません。アプリゲームを作れるゲームプログラマーは制作会社としても欲しい人材であると言えると思います。
しかし、具体的にどんな人材を求められているのかがいまいちぴんときません。私は未経験からアプリゲームを製作するゲームプログラマーになりたいのですが何から勉強すれば良いのかもわかりません。そこで、スマホアプリゲームのプログラマーの種類を紹介して欲しいのと、どんな言語を使っているのかなど詳しく教えて欲しいです。
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★アプリの土台を支えるサーバーサイドエンジニア
サーバーの構築や管理などを行うエンジニアです。RubyやPython、PHP、Perlなどの言語を使い様々な業務を行います。
例えばアプリゲームのセーブシステムのデータは基本的にサーバーで管理されています。お金やスキルレベル、仲間の情報などをユーザー一人一人に対して保管しています。いわばサーバーサイドエンジニアはスマホアプリゲームにおいて絶対に必要な存在です。
一見地味なサーバーサイドエンジニアですがRubyやPython、PHP、Perlなどを基本的に習得しているため、アプリゲーム開発以外でも仕事はたくさんあります。
ゲームプログラマーとして活躍しながらも先を見つつ安定的な仕事をしていきたいのであればサーバーサイドエンジニアとして一歩を踏み出すのも一つの方法でしょう。
★見た目で勝負!フロントエンジニア
フロントエンジニアの仕事はUI(ユーザーインターフェイス)部分が主です。一昔前のアプリゲームであれば、ほぼ全てのUIはHTMLをベースに作られていることが多かったです。最近はネイティブエンジニアによるUI制作などもあるので減ってきた印象ですが、まだまだ活躍の場は広くあります。
広告や課金ページ、ガチャ演出や会話イベントなどをHTMLベースに作っています。HTMLは汎用性が高く、便利な言語であるため様々な場面で役に立つので重宝されるポジションです。演出のこだわりを出せるのであれば強い信頼関係を築くことができます。
フロントエンジニアもサーバーサイドエンジニア同様、アプリゲーム開発以外でも需要が高い職業の一つです。ユーザーに対して品質の高い演出処理を見せ、今後のキャリアや安定の高さを武器にしていくのも良いでしょう。
★より独創的でゲームらしさを表現するネイティブエンジニア
ネイティブエンジニアは様々な呼ばれ方があり、会社によっては違う呼び方もされます。言語で言うとC言語やObjective-C、Javaなどになります。最近のアプリゲームにおいて非常に重要なポジションとなっています。
スマホアプリ初期はHTMLをベースに作られていましたが、より直観的でゲームらしい動きをつけるにはHTMLでは限界があります。HTMLはどちらかというと用意された処理をつなぎ合わせることで対応するので独創性に欠けます。
ゲームにおいて他との違いを生み出すには一から設計し、作り上げることが必須になります。ネイティブエンジニアはまさにその仕事をするゲームプログラマーとなります。恐らくですが、ゲームプログラマーの仕事を思い浮かべた時に一番、想像する仕事がネイティブエンジニアでしょう。
具体的な作業としてはフロントエンジニアと被るところもあります。例えばUIもネイティブエンジニアが作成することもあります。どちらにもメリットがあるので、開発リーダーの考えに沿って作業をすることになるでしょう。他にもバトルシステムの構築やパーティシステム、タップ処理などがあります。
最近では花形になりつつあるのがネイティブエンジニアで、多くのアプリゲーム開発会社は求人を出しています。会社により言語が違いますがC++やC#、Javaなどのスキルがあるのが望ましいです。