ITベンチャー企業へ営業事務として勤務する予定です。ベンチャー企業は初めてなのですが、営業事務の仕事内容を知りたいです。また、どんな時にやりがいを感じますか?
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ITベンチャー企業の営業事務、仕事のやりがいとは?15view
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1件の回答
ITベンチャー企業の営業事務の仕事は多岐にわたります。
老舗日本企業とは違い、職種は名ばかりで何でも屋さんを求められることが多いでしょう。
それはどんな道も開けているということで、どんどんチャレンジする気持ちがある人には大変有意義な仕事場となります。
そのまた逆もしかりで、自分の仕事に区切りをつけたいタイプの働き方を好む人には度々ストレスを感じるかもしれません。
営業事務なので、基本は営業の仕事を全面的にサポートします。
外に出ずっぱりの営業さんからオーダーで見積書を代行して作成したり、付随する注文書や請書を作成します。
受注になれば受注書を作成し、受注処理。
物品や作業の外注があれば必要に応じて発注、外注、社内システムへの入力をこなします。
設置などの作業が発生すれば、社内SEへ振り分け、作業者のアサインをします。
作業が順調に進んでいるか行程、進捗を確認し、エンジニアの作業報告を待って内容を確認します。
書類を揃え、営業に完了報告をし、お客様に確認してもらって完了報告書を作成します。
その後請求書を作成し、提出。
期日までに入金がされていることを確認し、経理へ連絡。
随時社内のシステムに入力し、ここまでが一連の流れです。
その中で、お客様とのご連絡、社内SE、エンジニアとの連携、仕入れ先の調整などを行い、営業と常に情報共有します。
こういった案件をいくつも掛け持ちします。
その他、営業会議に出席し、議事録を作り、資料が足りなければ作成し、顧客管理を行い、忙しい営業さんに成り代わって動きます。
切手が足りなければ買いに走り、インシュロックや電池、工具などちょっとした社内購買も担当。
嫌がる人も多いですが、備品を切らさないようにするのも大切な仕事です。
仕入れした物の支払いは経理担当ですが、窓口なので支払い完了したか随時確認も怠りません。
ISO取得企業ですので社内担当になって備品管理をしたり、監査に参加したりします。
私は時に名刺を持って、営業さんと一緒にお客様先に回ったりもしていました。
顔を覚えてもらうと、電話口のやり取りだけでも大変円滑に行うことができますし、フォローがしやすくなります。
簡単なメモリ増設やOSのインストールに興味があったので、許可を得て時間がある時にエンジニアさんから教わっていました。
簡単な案件なら、見積もりから作業、請求書発行まで一人でこなすこともありました。
とても重宝がられ、自分でもやりがいを感じます。
その中でも、PCスキルは磨くに越したことはありません。
細かい在庫管理や営業数字、売上数字などを見やすく使いやすくすることも大切な仕事です。
今までの型にとらわれず、どんなやり方だとみんながやりやすいかを考え、エクセルからアクセスに仕様変更したりし、
いかに営業さんたちの社内作業の負担を減らせるか創意工夫しているのが評価されていました。
新しいOS、特にWindowsやoffice関連は疎い人も多いので、真っ先に習得しておくと大変重宝がられます。
そんなある日、今まで使ってたサイボウズ系のスケジュール管理と、営業の進捗状況管理、売上管理などを一つのシステムで管理することになりました。
外部システムを新しく入れることになったのです。
今までの事を評価され、自分のエンジニア志望もくみ取ってもらえ、それらを一手に引き受けることになりました。
そこから私の職種は営業事務と社内SEを兼務することとなり、給与も一気に1.5倍になりました。
今まで自分がしてきたことで信頼してもらえたことがここに繋がったと思い、最高に嬉かったです。
社内システムは今でも安定稼働し、大変重宝がられています。なくてはならないツールとなりました。現在もどんどん使い勝手を改善し、機能を拡張し続けています。
職種を超えて人のサポートができる仕事、それが営業事務だと思っています。
私のおかげで仕事が楽になったよ、あれもやってくれておいたの?助かるよ!さすがだね、という喜びの声をもらえた時、心の底からやりがいを感じます。