オフィス家具メーカーの営業へ転職したいと思っているのですが、どんな仕事を行っているのか経験者の方教えてください。
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オフィス家具メーカー営業はどんな仕事をするの?1370view
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1件の回答
オフィス家具メーカーの営業職の仕事内容は非常に多岐に渡ります。通常、メーカーの営業職と聞くと、自社の販売する一定の商品をお客様(企業あるいは個人)に売り込みに行くというイメージが強いと思います。この点は間違いではありませんが、単に「家具を販売するための営業」というよりも「オフィス空間を創りあげる営業」という言葉がしっくりくるような仕事です。家具のみを単体で注文されることもありますが、多くの商談がクライアント企業のオフィス新築やオフィス移転、レイアウト変更のタイミングで発生するものです。そのため、内装工事から電気工事、配線工事、レイアウトのデザイン、引越し作業、家具の選定まで、オフィスの構築に関するほぼすべての工程に関わり、管理する仕事が発生します。この工程の中では家具の選定は一番最後の締めのような立ち位置にあり、それ以前の工程に非常に多くのコストと時間が投入されます。
例えば、一般的な新築オフィスビルの1フロアに移転する場合でも、規模にもよりますが2ヶ月~半年以上前から商談が発生します。関係者は自社の営業、デザイナー、施工管理者、クライアント企業の総務部、人事部(規模によっては社長まで)、電気会社、水道会社、配線会社、電話会社、セキュリティ会社と、少し挙げるだけでもこれだけの人員が関わってきます。大きな工事商談になれば、工事の施工業者の代表だけでも50名以上になることもあり、そういった工事を任された営業は1人で全ての関係者とやり取りをしなければなりません。この点でいかにコミュニケーションを円滑に、また効率的に取れるかが仕事の良し悪しに反映されます。またスケジュール管理、予算管理、オフィスのデザインの決定、工事の立会いや家具の納品などあらゆる調整スキルや知識、責任能力が求められます。
オフィス家具メーカーの営業職は体力勝負の仕事でもあります。なぜなら、営業は上記のような商談を常に数件~数十件平行して抱えることになります。全てが規模の大きいものとは限りませんが、繁忙期になれば文字通り朝から晩まで、休みなくあらゆる対応と決定に迫られることとなります。これらをこなしながら、次のクライアント獲得の為の外回りや提案活動、事務作業を行うことは体力がなければ難しい仕事です。そもそもクライアントは企業であり、お客様が働いている間は移転や工事作業はできないため、必然的に夜中や土日に仕事が入ることになります。人によっては1ヶ月ほぼ休みなく働くなど、プライベートとの調整が難しい面もあります。