外科医をしていますが、法医学への道はどんなものでしょうか?42view

30代後半、外科医をしております。医師になって約10年です。
外科の分野でも、幸い私は、胸部外科、腹部外科のどちらも経験する場がこれまでにあったため、どちらの手術もある程度できるようになりました。
そこで今、自分の道の分岐点に来ています。

・このまま今の病院でそのまま勤務継続し、外科部長になる。
・医局を通じて大学に戻り、外科を継続する。
・法医学の道に転換する。

最終的には自分が決定しないといけないのは重々承知ですが、法医学は学生実習のときしか経験がありませんので、実際にどんな感じなのか、ご経験の方からのアドバイスをいただきたく思います。

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回答

2件の回答

  1. fjallstrom435 2017/10/11 4:50

    質問者さんは、ご結婚はもうされていますか?
    もし、独身であれば、どの道に進んでいただいても特に問題はないかと思います。
    しかし、結婚をされているのであれば、そして更、お子さんが既におられるのであれば、今の現状勤務のままをお勧めいたします。

    その理由としては、金銭的な問題です。
    実は、これはあくまでも私の経験上の話ですが、民間病院勤務のほうが今後仕事内容にゆとりができますし、徐々に後輩の数が増えていくにしたがって、仕事内容をその後輩たちに任せることができるようになってきます。

    逆に、医局に戻れば、大体が教授の指示のもとに仕事内容を決めてくわけですが、大学病院は治療機関である以外に、研究機関でもあり、教育機関でもあります。
    つまり、日頃の診療以外に、論文を作成するための研究も実施したり、学生への講義や実習への参加もあるわけです。
    また、大学では外来日は限られているため、関連病院に赴いて外来診療を行ったりすることも週に1~2回程度あることが多いです。

    現在の勤務先であれば、決まった研究はありませんし、他の病院への出向もないのでは?
    もしあるにしても、普段の診療で得られた症例やデータをまとめて学会発表を行うぐらいでしょう。

    質問者さんの、「法医学という新しい科を経験したい」という探究心・向上心は非常に素晴らしいと思いますし、その志は尊敬します。
    しかし、新しい科に進むことによって、月給(年収)は恐らく今よりは確実に下がると思いますし、それにより、奥さまやお子様に今よりも経済的なしわ寄せが増えてしまうのがとても心配です。

    ですので、まず、希望する法医学の勤務先で、月給(年収)を含めて仕事内容の相談をしていただいて、給料が若干下がる程度であればどちらの道に進んでよいと思いますが、もし大幅に下がるようであれば、ご家族のためには現状維持がよろしいのではないか、と思います。

    医療は算術ではありませんので、お金の面を引き合いに出して申し訳ありませんが、独身でないのであればご家族を幸せにする義務もありますので、一例として引き合いに出させてもらいました。
    少しでも質問者さんの今後の医師人生の参考になれば嬉しい限りです。

  2. nigatani 2017/10/09 11:13

    医師になって約10年ということは、もう外科専門医の免許は取っているということでよろしいでしょうか?法医学の道は、メスは握りますが、生きている人間とご遺体とでメスの対象物は全然違います。前者のメスは「現在の病・ケガを治すために」、後者のメスは「死因を特定させるために」ふるうのが目的になります。

    生きている人間に対するメス、つまり「手術」ということになりますが、これに関しては今から話すべくもなく、どのような感じかはあなた自身で体験してわかるはずです。

    しかし、ご遺体へのメスは、精神的に全然異なります。
    ご遺体を検案するために、患部以外も切開していきます。腹部の臓器が死因の原因だとしても、頭部から心臓からすべて切開し、チェックしていくわけです。
    私の先輩で、病理学を専攻していながら、法医学教室の仕事にも勤務されている人がおります。結構しんどいようですよ。でも、本人がやりがいを感じていれば、それが一番大切なことなので続けていけるのでしょう。

    逆に今のままの勤務ですと、これまでと同じ内容の勤務で、後輩の指導が加わるだけでしょうから、新たに学ぶことはほとんどないため精神的には楽だと思います。

    また、大学に戻るのとどう違うかというと、大学に戻れば教授もいるし、大学ならではの高度な設備もあるでしょうから、結果的に「最新の医療内容に最速で触れることができる」ようになることが最大のメリットではないでしょうか。
    更に、医局員が複数いますので、カンファレンスの時に色々な医師の意見を聞くことができ、あなた自身の見聞を広めることができることでしょう。
    これは一人で文献を検索して勉強するのとはまた違い、勉強になるはずです。色々と時間の制約はできると思いますが。

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