現在会社員ですが、通訳になりたいと思い、英語の勉強をしながら、通訳コースの授業も取っています。
いずれ仕事を辞めてフリーで通訳をしたいと思っていますが、通訳で一番大変なことは何でしょうか?
質問
通訳の仕事をする上で最も大変なことは何ですか?655view
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回答
3件の回答
自分で分野を選べないということが大変ですね。
会社にお勤めであれば、必然的に何らかの業界に属しているわけですが、通訳はどんな内容の仕事を依頼されるかわかりません。自分の得意分野や興味のあるテーマなら良いのですが、そんな都合の良いことはまずありません。どんな内容が来ても、基本的には断れないのです。一度断ると、もうその会社からは仕事をもらえなくなってしまいます。また引き受ける以上、自分の専門外だから知らない、とは言えませんので大変です。
それからどんな人の通訳をするのかも事前にはわかりませんから、優しくて分かり易い人なら良いのですが、気難しい人や聞き取りにくい人などに当たると苦労しますねぇ。
通訳と言うとすごく聞こえが良くて格好良さそうに思われがちですが、社会的な信用度は低いです。
住宅の心配のない方は良いのですが、これから賃貸マンションなどを借りようとすると、安定していないという理由で不動産会社がなかなか物件を貸してくれません。
日本人はネームヴァリューに弱いです。有名な会社の名前を出せばどこでもすぐにOKが出ますが、そうでないといろいろと苦労します。フリーランスというのは最も信用度の低い職業だと感じます。
社会保険や国民年金などの手続きも自分でやらないといけませんし、医者にかかると結構高くつきますよ。
また確定申告も自分で毎年やらねばなりません。まあ今は国税庁のホームページで自動的に計算してくれるので楽になりましたが、日常の雑用が面倒になります。
何と言っても安定していないことが一番大変でしょう。たまたま大型案件があれば一攫千金ですが、そんな大きな仕事はそうあるものではなく、時によっては一か月間何も仕事がないこともあります。そのような状況にあってもいつ仕事の依頼が来るかわかりませんから、常にスタンバイの状態で待機していなければなりません。
料金も普通の通訳であれば、せいぜい一日に3~4万円です。一日4万円と聞けば割が良いと思われがちですが、準備が大変です。同じような内容ばかりであれば良いのですが、どんなテーマなのかわかりませんし、その都度そのテーマについて準備しなければなりませんので、実際には一日では済まないのです。
会社勤めの方が余程楽で安定していると思いますので、フリーで通訳になるのは良く考えた方が良いと思います。