病棟勤務の看護師へと転職を考えています。外来担当しか経験したことがなく、病棟看護師は初めてとなります。病棟看護師ならではの仕事とはどんなことでしょうか?外来看護師とどう違うのか教えてください。
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病棟看護師の仕事は、外来担当看護師とどう違う?16view
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病棟の看護師は、病院の大きさや科によっても違ってきますが、大まかにいうなら患者さんのお世話になります。病気や怪我で不自由なときに生活の世話をすること、それは洗面、食事、排泄、更衣など、全ての日常生活動作のできない部分を補助します。他には、患者さんの治療、検査がスムーズに行われるように患者さんの準備や、書類などの準備、事務的な手続きも行います。
患者さんに関わらない仕事内容としては、医師の診療の補助という仕事があります。それは、外来でのアシスタントから、検査や治療時の補助、手術での医療機器を扱って医師を補助するなど、多くの役割があります。病棟では、処置や検査時の補助が一番多くあり、医師と患者さんや患者さんの家族の間に立つ立場でもあります。
医師と患者さん、患者さんの家族との間に入ることは、看護師にとってとても大切な仕事になります。患者さんと一番近い存在であり、患者さんのことを一番観察して知っている立場である看護師は、医師に詳しく状況を伝えることができ、変化を報告することができます。また患者さんの声を医師へ届けることも大切な役割です。
逆に医師の説明を、患者さんや家族にわかりやすく噛み砕いて話すということも看護師はできます。看護師は、医療者の立場と、患者の立場のどちらにもなり、医療をスムーズに行ったり、適切な医療を受けられるようにするという大切な役割を持っているのです。
具体的に、病棟看護師の業務となると、申し送りで患者さんの変化を知って、情報を収集することから始まります。その日に受け持つ患者さんのその日のスケジュールや、重症度から、業務の優先順位を考えて、1日の行動計画を立てます。患者さんのバイタルサイン測定や点滴、注射などの与薬、清潔行動の補助、リバビリの介助などを行いつつ、患者さんの変化や状況を観察します。患者さんに何か変化があり、医師への確認や指示が必要な場合は、速やかに医師へ報告し、指示を仰ぎます。その指示に従って与薬、検査、処置などの医療行為を行います。看護師は患者さんと関わっている中で、感覚を研ぎ澄まして急な変化や、異常を見つける眼を持ち業務を行なっています。
看護師の業務としては、点滴や注射などの技術的なものから、医師と患者さんの間に立つ立場となること、看護計画を立てて患者さんにあった看護を行うことなど、多くの役割を持ちながら仕事を行なっています。