広告代理店に転職をしたいのですが、広告代理店は個性豊かな社員が多いイメージがあり不安です。広告代理店の人間関係について教えてください。
質問
広告代理店の人間関係を知りたい!134view
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1件の回答
広告代理店の人間関係は、チームワークが求められる反面、一人で状況を打開したり切り開くことができるような「個人の力」が必要です。
チームワークは、一つの依頼に対して、各部門の担当(営業、制作…取材・編集・撮影・レイアウト・DTP)が力を合わせ、クライアントのニーズや納期に応える成果物を生み出すことが必要になります。営業職はクライアントとの調整を行い、それを的確に制作に伝える。制作は直接会っていないクライアントのニーズを営業の言葉やヒントからくみ取り、クライアントの期待を良い意味で裏切るクオリティのものを作ることが求められています。
そのためには、営業と制作の意思疎通が必要不可欠になります。
ただし、クライアントの予算や仕事のボリュームによって、チームで動けない(動く必要がない)場合も往々にしてあります。
そんな時は、営業が自らデザインを起こしたり、直接制作を手掛ける必要がありますし、制作も自らクライアントに足を運んで直接「交渉」の現場に立つ必要があります。
広告代理店、デザインの業種では、専門性が大事であるとともに、オールマイティーに仕事をこなせることが重要になっています。
その中で理想的なのは、「各人が専門性を持ちつつ、各々が個人事業者であるように戦える人間による集まり」です。
お互いの仕事やスキルを理解しながら、高い専門性を持つ人間がほかの人をフォローできる人間関係が大事なのです。
人口が減少している近年、特に地方においては「オールラウンダー」であることが求められています。
一人で営業し、売り上げを取り、制作を行って、売り上げ、回収するという流れを各人が持っていないと成り立ちません。
ある意味では、「フリーランサーの集まり」ということができます。
一人でも戦える人間が集団になることで、「三本の矢」のように大きなクライアントとも渡り合うことができることがあります。
「Aさんはとにかく営業能力だけは高い」「他はダメだけど、プログラミングだけは天才的」。このような人たちも確かに強力な戦力です。
しかし、クライアントも仕事内容も多岐に分かれている現在では、特定の「武器」にだけ頼った「個人」は、広告代理店ではメリットよりデメリットの方が強く受け取られると思います。今後その傾向はますます強くなっていきます。
チームワークと個人の力、専門性とオールマイティーという2つの矛盾が混在しているのが、現在の広告代理店の人間関係の特徴といえます。