放課後デイサービス施設支援員の仕事について教えて!17view

福祉業界に興味があり、放課後に子供たちを預かる放課後デイサービス施設の支援員の仕事を知りました。

実際に支援員の方々はどのような仕事を行っているのでしょうか?気をつけていることなどありますか?

具体的に教えていただけたら今後の転職活動に役立ちますのでお願いします!

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回答

2件の回答

  1. alfven 2017/10/02 8:21

    放課後等デイサービスは、現在設立が増えています。
    主な内容は、障がい児童生徒の自立に向けた支援を行います。
    基本的には、児童生徒が学校を終わった後からの支援になりますので、時間はかなり限られています。
    自力では家まで帰ることができない場合が多いため、基本的な移動は車を使用して学校から事業所、事業所から家までの送迎を行います。

    事業所内での業務は、基本的に学校から出た宿題を一緒に行います。
    児童生徒のレベルに合わせた宿題を出す学校や、クラス全体の宿題を同じように障がい児童生徒に出して行うように指定する学校もあります。
    それぞれの学校のやり方に合わせた宿題内容と、児童生徒のレベルを考慮してどの程度まで手を貸すかを決めます。
    もちろん、文字を書くことができない者に文章を書くような宿題を求められた場合は、完成が困難なため、マーカーなどで下書きをして、その上をなぞるようにしたり、時には宿題をせずに児童生徒に合わせたレベル、かつ宿題内容に合わせたプリントを職員が作成し、それを宿題として行い学校へ提出するように保護者へ伝えることもあります。
    どうしても、一クラスの児童生徒数が多い場合や、障がいのレベルが低い軽度な者に対しては、クラス全体で出す内容と同様の宿題を出す学校もあるために、児童生徒のレベル、保護者の意見、学校の意見などを考慮してデイサービスはあくまでも児童生徒主体となり考えることが求められます。
    保護者の多くは、時間が分かるようになってほしい、お金の計算ができるようになってほしいなどの具体的なレベルを求める人が多いため、学校の宿題とは別でデイサービスでも独自の宿題を出すこともあります。宿題と言っても家に帰ってからするのではなく、その場で一緒に問題を考え解きます。
    勉強以外には、児童生徒同士のコミュニケーションを図り、社会生活・集団生活を営むために必要なものも学びます。例えば、皆で一緒に何か作業を行ったり、一緒に皆で一つの事をして遊ぶなど単独行動をとることはしません。
    宿題後に少し皆で遊んだりしているうちに帰宅時間となってしまうために、どれだけ短時間で児童生徒にストレスなく有意義な時間を使えるかどうかを日々考える必要があります。
    児童生徒のいない午前中に、毎日行う遊びやプリント作成、今日行う支援内容などを具体的にシュミレーションします。
    児童生徒が学校や自宅などでストレスを感じて疲れていることもあります。自ら発することができない場合があるために、デイサービスでの過ごし方や声のトーン、顔の表情などを見て、その都度行う内容を考え直すスキルがあります。そのため、基本的に職員に求められることは、瞬時の判断力と訂正後の応用力です。
    そのために、職員同士のコミュニケーションが必要不可欠となります。午前中にしっかり職員同士で話し合い、毎日個別支援計画書を確認します。その場ですぐに職員同士での情報交換・共有を行い、保護者と連絡を取ったり、学校と連絡を取ったりします。
    その内容も全て記録し、時間を空けず全職員へ伝達します。素早い行動力と判断力が、支援を行う上ではとても大事です。
    特に子供は、昨日できなかったことが今日できるようになるのです。支援内容もその都度考えていかなければ、書類上の支援計画のみの内容では子供の成長を支援することができません。都度保護者との相談を行うために、職員は特に保護者との関りを大切にします。
    保護者の同意なければ支援内容に変更ができない部分があるために、特に重要な部分です。
    精神的には疲労が溜まる仕事ですが、児童生徒から学ぶべき部分は大いにあり、職員も日々学び利用者と共に成長していくことができる仕事です。

  2. wdlagerlof 2017/09/30 17:04

    放課後デイサービス施設とは、障がいをもつ子どもたちが学校を終え放課後に通う「放課後デイサービス」という福祉サービスを提供する施設で施設が定めた時間内預かり、療育的な訓練や生活に必要な力を学ぶ場所のことです。
    そこで子どもたちに様々な療育的な支援を行うことが支援員の仕事です。
    放課後デイサービスは2012年4月に児童福祉法により、国が定めた福祉サービスです。
    自治体により、利用者さんの負担額の上限などは変わってきます。

    施設でしていた日々の業務内容は、主に放課後に子どもたちが来たとき安全に過ごすことができるように、施設内の環境を整えます。子どもたちが来所してから帰るまでのスケジュールを考え、そのために必要な準備を行います。
    また個別支援計画とモニタリングを6ヶ月に1回更新し、その子にとって必要な支援を考え、実施していきます。その子の福祉サービス全体のケアプランを考える相談支援者がいる場合は、担当者会議というその子どもに関わる福祉サービス職員が集まり会議を行います。
    会議に向けて関係者に資料を用意して話すこともあり、担当者会議の他に支援会議という特別に関係者で情報交換を目的とした会議を行う場合もあります。
    いずれにせよ目的は「その子にとってどのような支援をするか、その子が幸せに暮らすためにどんなことをしていくかということを共有すること」です。
    放課後デイサービスは個人が複数施設を利用することが可能なため、個人差がありますが5、6箇所を利用する方もいるため共有理解をしながら支援を進めることが重要になります。施設の利用者さんが多い場合は、会議や計画を立てることだけでもかなりの時間と労力を要するため、管理者がその業務を特化して行う場合もあります。

    放課後に子どもたちが施設に来所したときには、子どもたちが安心して過ごせるよう個別にスケジュールを用意し視覚的に分かりやすいようにしていました。過ごし方が分からない子どもにはこちらから活動内容を提案し、過ごし方を教え楽しめるようにしていました。個人によって趣味趣向がはっきりしていることもあり、興味を持ちそうなものを用意していました。おやつや昼ごはんの調理を行い、少しでもできることが増えるように作り方を写真と言葉で見ながらわかる教材を用意し、最小限の支援で本人が「できた」と思える体験がたくさんできるように支援していました。過ごし方の内容は施設や、職員の裁量に委ねられる部分が多く、放課後デイサービスが始まってまだ歴史の浅い福祉サービスのため、施設によるサービスの質の差が問題になっています。施設の職員の規定も資格所有者でなくても職員につけるため専門知識のない職員の問題があります。また利用者さんも利用の仕方によっては、放課後デイサービスの利用の常用化により、いざ家庭での過ごし方が分からなくなる高校卒業後に困る家庭なども増えているという問題もあります。色々と課題が多い仕事だと思います。

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