就労移行支援事業所の大変なところは?5604view

障害者の施設で勤務している23歳女性です。転職を考えています。
知人が障害者の就労移行支援事業所で勤務していて、人が足りないので募集しているとの情報をくれました。知人に話を聞いたらすごく仕事内容も良いと思いましたし、やりがいがあるなと感じました。しかし、あまりにも良い話すぎた為にちょっと不安を感じています…。

もし経験がある方や今も勤めている方がいらっしゃいましたら、就労移行支援事業所の大変だと感じたところや辛いところを正直なところで教えてもらえると助かります。

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1件の回答

  1. primitus 2017/10/10 17:38

    就労移行支援の事業所で働いている者です。私自身の経験をちょっとお話したいと思います。

    私は働き始めて今3年目になりますが、すごい楽しく働かせてもらっています。就労移行支援というサービスは今までの福祉という観点からみたら明らかに違う目線が必要だと正直思います。それは何かというと、今までの福祉のイメージではQOL(生活の質)を上げることが一番大切と考えられていたように思います。しかし、就労移行支援というのは訓練等を通じて働くことを前提としたサービスで、期限も有期です。誰しも基本は就労移行支援を使える期間は基本2年(延長の制度はあります)と決まっています。その為に、利用する側からしても2年でなんとか就職に結び付けなきゃいけないですし、事業所側としては就職に結びつけることはもちろん大前提ですが、運営も単純計算すると2年、早い時は1年や半年で利用者が入れ替わります。なのでその都度新しい利用者をしっかり確保できないと運営自体が難しくなります。そう考えると関係機関とのパイプ作りや営業と言ったら反論が出そうですが、宣伝活動に力を入れていかないと運営を継続すること自体が出来なくなります。
    ですので、就労移行支援は今までの福祉の考えというよりも、今後を見据えたサービス業としての運営が絶対的に必要になってきます。マーケティング等の地域のニーズを探ったり、戦略建てた運営が必要になる為、福祉的な想いだけでは難しいです。そのへんのギャップを解消できないと働く側も厳しくなってきます。現に私の事業所でも介護あがりの人はそのあたりに違和感を感じ辞めていった人も多いです。
    でもこれも私的には楽しいところの一つではあるかと思っています。そもそも入所を前提とした施設だと入所されて、その人が不便なく暮らせればと向上心も持たず働くスタッフが多いのも実際のところだと思います。(そうではない方も沢山いることは知っています)

    就労移行支援等のサービス業的要素が高いところではサービスが商品なので、そもそも数ある事業所の中から選択してもらわなきゃいけないですし、その前に利用対象となる方に事業所のサービスを知ってもらう必要があります。故に現状に満足していれば衰退の一途をたどることになります。その為に営業等の宣伝方法や地域的な問題に対処する方法、顧客満足度を高める方法を常に改善を重ねていかなければなりません。
    こう考えてみるとどちらがよりモチベーションを高く持ち、より品質を上げようとすると思いますか?私は断然後者だと感じます。就労移行支援を一括りには言えないこともわかりますが、私の地域の就労移行支援の事業所はどれもサービス、広報活動等はかなりの活動量ですし、スタッフの活気ももの凄いです。そんな中で働いているのは本当に楽しいですよ。

    ただ、大変なのは業務量が非常に多いです。事業所によって違うのでしょうが、20人定員の事業所だと6名くらいの体制で回すと思います。そうなったときに管理者、営業、支援員、就職先の開拓等の業務があるので、担当制にすればほぼ全員が何かしらのリーダーくらいの業務が割り当てられるはずです。これは正直かなりきついですし、責任もその分大きくなりますので、結構覚悟がいります。
    もし質問主さんが入所型の施設にいらっしゃって、入所者のQOL向上の為に日々業務を行っているとしたら、全く働き方が変わってくると思います。転職を考えているのでしたらその辺を考慮して考えてみて下さい。

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