30代前半の男性です。現在ITコンサルティング会社(外資系)に勤務しており、英語だけでなく、フランス語と日本語が話せます。刺激的な外資系の社風に憧れ入りましたが、子供が生まれ、年棒の変動の激しさに家内が戸惑っています。
几帳面で日本人気質の妻は、今の職業は高給なのは助かるが、安定せず将来設計を明確に書きにくいと常々申しておりました。その意見には賛同します。(貯蓄をすれば良いのですが、収入が不安定なのは心が不安定にもなります)
自分一人や妻と二人でしたら別に問題はないのですが、子供がいるので安定を求めたい気持ちもわかります。
今回ご質問したのは、総合商社の知り合いがおり、引き抜きをしてくれるというので、現実的に考えようと思い質問しています。
外資系ではありますが、日本で働いておりますので、正直商社程海外勤務が現実的ではありません。転職してもITは関係なく、私の対人性や英語などの語学スキル、そして今までの経歴を加味してくれているとの事ですので、海外駐在も十分にあり得るとの事。海外駐在は全く問題ないのですが、子育てに対して初心者ということもあり、駐在での子供の生活はどのようになるのだろうと疑問になっています。
商社マンの駐在生活はどのようになっているのでしょうか。期間はどの程度行くのでしょうか。そしてお子様が日本に戻られてからどのように生活されているのでしょうか。
ご教示いただけたら助かります。
質問
総合商社に転職。駐在での子供の生活とは?537view
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回答
2件の回答
総合商社での帯同経験者です。私の駐在先はタイでした。子育てもしやすく、物価も大変安かったので、現地のお手伝いさんにいつも子守りを任せていました。日本に帰ると、あの時期が夢ではないかというぐらい自分で子育てというものをしなければいけないのですね。新興国への駐在はハードシップ手当なども出ますし、帰国後の生活の為にためることが出来ます。
我が家は日本に自宅を購入し、賃貸をして駐在に行きましたので、ローンの繰り上げ返済が楽になりました。
さて、子供さんがいらっしゃるとの事。タイは子育てにとても良いですよ。主人の同期もタイ駐在をしていましたが、任期が終わると共に会社を辞め、現地の企業に就職してしまいました。
お手伝いさんも様々ですので、あまり高価なものを自宅に置かず、信頼できる駐在員の奥様から紹介してもらうのが一番です。驚くことに、変なお手伝いさんは沢山います。自分が探してきたお手伝いさんは、私の服を着ていました。信頼できないお手伝いさんに、お子様を預けるのも心配ですので、注意をしながら探しましょう。
お話しを聞いているとお子様は小さいように思うのですが、幼少期に覚えた英語など他国の言葉は帰国後すぐに忘れます。私の子供は面白いぐらいに全く覚えていません。帰国子女枠で受験が出来るのも帰国後何年以内などあるので、妻子だけで調整しているケースもあります。
海外駐在は良い経験でしたが、子供が中学生になった今では、もう一度ついていこうとは思っていません。
海外駐在経験のある44歳です。子供が2人います。一人は中学2年生、下は小学校低学年です。総合商社のプロパー社員として、台湾や上海などに駐在経験があります。私の話をしましょう。
先ず、駐在は本当に突然に言われます。家庭の事情などで断ることもできますが、それはかなり年齢がいった人や駐在に出たことがある人、家庭で介護など問題を抱えている人が中心です。まあ、出世や商社にいる限りはと将来像を描いている人で断ることをする人(断れる人)はあまりいないと感じます。
昔までは海外駐在はスムーズにいけましたが、現在ではTOEICの点数を見て基準に達さなければ駐在にすらいけません。又、マネージメントの研修などを経て、社内の試験にいくつか受からないと弊社ではいけません。
私が海外駐在に行った頃は、下の子がまだいない時で、上の子供だけ連れて行きました。私は駐在を言われたらすぐに行かねばなりませんので、家庭の事は全て妻に任せ、すでに購入していた自宅の賃貸などを済ませて後から妻と子供が合流した形式です。駐在員は新規で行くケースよりも交代要員として行くことが多いので、前任者のご家族が同じような家族構成だと生活もスムーズに始められます。(真似すればよいだけなので)
駐在当初言われた任期は3年でした。ただ、これは延長もできるので、3年で帰国などあまりありません。帯同(ご家族を連れていくこと)の場合は大体3~5年、単身赴任の場合は3~4年でしょうか。その任期が終了しても別の国へシフトされる場合もありますので、海外駐在が長く、本社での仕事がないなどの理由でずっと海外にいる方もいます。
ご家族(特にお子様)の生活などをご心配されていましたが、現地での生活は行く場所によっても様々です。現地の学校しかないような閉鎖された国に行く場合は、もう現地の言葉を覚える覚悟でその学校に行きますが、発展途上国に行く場合は日本人学校もあります。
知人はNY勤務でしたので、お子様を日本でも有名な大学の附属校に入れていました。中学受験を考える方は、現地では日本より圧倒的に学力が落ちますので、日本の通信教育なども取り入れながら受験に備えて帰国子女枠で受験したり、行きたい学校があるのであれば、ご家族のみ帰国されていました。そのままいた場合は中学は公立ということもあり得ます。
一つお教えしたいのは、駐在はお子様の年齢を加味し、帯同か単身赴任を決めてほしいという事です。お子様には海外駐在は貴重な体験です。ただ、中高生など多感な時期に行くと、友人などが出来ないなどの幼児では考えられない事態も起こります。実際、私の知り合いにもずっと駐在生活で居場所が変わる為、子供の育て方がうまくいかず、家庭崩壊をしてしまった家もありました。
極端な話にはなりますが、親が思う以上に商社の駐在生活に子供を慣れさせるのは、子供の年齢が低ければ低い方が簡単です。
お子様と良い駐在生活を送ってください。