特別支援学校教諭の仕事について25view

特別支援学校教諭のうち、小学部の教諭はどんな仕事を行っているのか具体的に教えてください。また、やりがいを感じることはどんな時ですか?

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1件の回答

  1. ekdal 2017/10/09 16:28

    特別支援学校小学部には、なんらかの障害を持った児童が入学してきます。自閉症だったり、ダウン症だったり、身体機能障害だったり、、、一言に障害といっても、種類・程度は様々ななので、6~8人の児童に対して2人の教員がつきます。

    小学部の場合、着替えやトイレ等の基本的な生活習慣がまだ身に付いていない児童が多くいるため、その指導から始まります。そして、程度に合わせて学習指導もあります。普通の小学校に比べ、人数が少なく個々に合わせて進められるので、成果をしっかり見届けることができ、とてもやりがいが感じられます。対象の児童ができるようになるためにはどうしたらよいのか一生懸命に考え、教材等を手作りします。いっきに目標へ到達しようとすると児童がパニックになってしまうことが多いので、ステップバイステップに指導を進めていきます。このため、目標に到達したということを確認できる機会がたくさんあるのです。小さな目標の積み重ねの結果大きな目標をクリアした際には、感慨深いものがあります。その一つひとつの成長をしっかり見届けることができることは、この仕事を続けていくうえで、大きなやりがいのはずです。

    障害を持っているからできないではなく、障害を持っているから少し習得するのに時間がかかるだけと考えれば、どんな目標も設定可能です。自宅では親の都合があったり兄弟の面倒をみたりしなければならないので、なかなか対象児童とじっくり課題に取り組むことができないのが現実ですが、学校ではそれを学習することがその児童にとっての学校へ来る意味なので、たっぷり時間をとることができ、学校で安定して課題がクリアできるようになったら、家庭へつなぐことで実生活でできることも多くなります。そこでご両親が満足した表情やコメントをくださるのも、特別支援学校教員の大きな励みです。
    小学部では、生活の基礎となる部分の安定した習得が課題になることが多いので、あまり社会で働くという想像まで到達することは難しいのですが、卒業した児童が中学部や高等部で作業学習を行い、な事に就職できたという報告を受けるとがんばってきてよかったと思えます。ここまで頑張らせるのは酷かな、、、と思うこともありますが、これができるようになれば今後生活していくのが楽になるからと、応援する気持ちで児童と向き合うことでがんばり続けることができます。

    仕事は給料をもらうためにやっているという方もいると思いますが、対人の仕事は相手のためにと思いながら仕事ができるので、とても素敵な仕事だと思います。また特別支援学校の仕事についていえば、障害を持った子どもたちの純粋な笑顔も大きな励みになる仕事です。

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