保育士として保育園に勤務予定です。保育士の方に多い悩みはストレスはどんなことでしょうか?勤務前に知っておきたいので教えてください。
質問
保育士に多い悩み・抱えるストレスについて22view
最新の専門家コラム
-
40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
-
転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
-
合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
-
転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
-
会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
2件の回答
保育士の悩みとは賃金の安さ、働く時間の長さ、モンスターペアレントの対応、女性が多い職場のため人間関係のストレスなどです。体調不良や鬱病などになる人も多くいます。
私の場合は、雪が降れば子どもが来る前に行って除雪をしその後タイムカードをおします。子どもたちが帰ったあとはタイムカードをおして、その後残って仕事をします。
労働時間内に仕事を終わらせないとダメという雰囲気の中、子どもと一緒に過ごしてるので日中は書類制作や発表会の準備の制作物を作ったりすることはできず、結果自宅や仕事終わりに作業することとなり、サービス残業となっていました。
自分たちの仕事だけで手一杯なので他の保育士の手伝いなどお互いにできることはなく、期限内に作業しなくてはいけないため、家での仕事を持ち帰りが多くなるのが現状でした。発表会や運動会などの大きなイベントの前は常に仕事で1日が終わります。
唯一癒しになるのは子どもが可愛いことなのですが、保育中のケガや揉め事などつねに気を張ってみているので、大変でした。
どんなに気を付けてみていても子どもはケガをしてしまうことがあります。その時は対処して適切に処置し、保護者の方に謝り伝えるのですが、いろんな保護者の方がいるので対応も様々でした。モンスターペアレントなどでは、トイレトレーニングがうまくできないのは保育士のせい、子どもの足が冷たすぎるから床暖房を入れろ、左利きの子の母親が「先生は右利きだからこの子の気持ちがわからない」左利きの練習をしろなど、様々なことを言われました。それに対応するストレスで髪が抜けたこともあります。
保育士の中でも女ばかりの職場のため派閥のようなものができ、表面では仲良くすごしていますが、悪口や意地悪などそれぞれの派閥で戦っていました。それに所属するのもストレスとなります。
賃金はとても安いので、ほとんどの保育士が実家暮らしか、一人暮らしの保育士は夜内緒でアルバイトをしてすごしていました。
私もアルバイトをしてそのお金でなんとか毎月生活ができている状態でした。仕事を辞めたくても、途中で子どもの成長を見届けずに辞めることができない、子どものためにと思うと辞めずにすごしますが、つねにストレスをかかえて生活していました。
保育士の悩みは多い仕事量の中、体を酷使して子どものために働き、生活の心配もつねにしながらの生活しなければならないこと。
勉強することも多く、研修などにも参加するため寝る時間を確保できないことが体にも心にもストレスとなりました。
約4年間、正規雇用の保育士として勤めました。
その際、自分自身や同僚の中で一番多く抱えていた悩み・ストレスは、保護者との関係の構築です。SNSやLINEを利用したつながりにより、保護者間で日常の保育の様子や保育士の評判や噂などが飛び交い、保育園以外でも気を張り続けなければならない毎日でした。
「子どもの成長を一緒に見守り喜びあえる」という関係は、やはり結果が目に見えてわかるものではないと保護者には伝わらず、子どもたちが楽しく園生活を送る、というだけでは物足りないと感じる保護者が多かったように思います。
怪我をした時には必ずお迎え時に報告しますが、中には目が行き届かない傷やあざもあります。ご家庭で子供同士の喧嘩が発覚した際、携帯でその傷やあざの写真を撮り、実際に来援され現場検証のようなことをされた保護者もおられました。そのことがSNSで広がり、子どもと保護者がターゲットとなりいじめられることも度々ありました。その度に園長はじめ保育士一同、対応に追われました。
また、ダウン症や発達障害など、手や目をかけてあげる必要のある子供たちの受け入れに対して、勤務していた園は前向きで看護師のフォローも受けれるようになっていました。程度の差はあれ、毎年各クラスに1人は在園している状態で、子どもたち同士は保育士が心配していた以上にうまく関りを持つことができていたり、思いやりの心が育つ温かい環境となっていました。しかし、保護者の中には偏見を持っていたり、障害を持つ子との関りがあることで、クラス全体での活動に制約ができたり行事の際には保護者が望むような発表にならないのではないか、という心配を口にされる方もおられました。ペアを組むような活動では名指しで拒否される場合もありました。
また、障害を持つ子の保護者の中には、障害の事実を受け入れられていない保護者も多く(発達の段階がまだ未熟なため、判定が付きにくい場合があり)、他児と比較してうまくいかないことを、保育士への不満としてぶつけられることも多かったです。そしてそのことについても、SNSで拡散されてしまいます。各園児の発達に合わせてじっくりと向き合う、という保育が理想ですが、毎日の保育を丁寧に行う余裕もないほどの行事や雑務に追われ、早朝・夜間の延長保育希望も増える一方の現状ではなかなか月案の計画通りに進めることも難しく感じます。未満児の受け入れも増え、保護者サポートと同じように保育士サポートがもっと充実していれば、と保育士同士悩みを語りあう日々でした。
以上が私が保育士として勤務した際の悩みやストレスです。園によって保育の方針は違いますので、保育士の悩みやストレスも違ってくると思います。参考にして下さい。