7大商社それぞれの特徴を教えて下さい。1578view

総合商社に転職を検討している29歳男性です。現職はコンサルティングファームに勤務しており、毎日忙しく働いております。30歳を目前に、総合商社で働く大学の同窓生から転職をしてみないかと声掛けを貰い、転職を考えはじめました。

話を聞くと、同窓生の会社の中途採用枠はほとんどがコンサルティングファーム出身ということで、働きやすいのではないかということ。自身の力がどの程度通用するかは未知数ですが、これからの商社の中では私の知識が役に立つと思っています。
このような考えを持って転職活動をするにあたり、業界の内情を知りたいと考え、総合商社ご出身者で大丈夫ですので、お聞かせ願いたいことがあります。

昔までは8大商社と言われていましたが、今では5大商社・7大商社の枠に絞られているのが現状だと考えます。
7大商社それぞれの特色をどなたかお聞かせ願えませんでしょうか。いる人のタイプでも、仕事の方法、雰囲気なんでもかまいません。行くなら財閥系が良いとは考えているのですが、スピードなどの面で非財閥系より遅いとも聞きますし、メリットとデメリットを考えて転職活動をしたいと考えています。

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回答

1件の回答

  1. kiumi 2017/09/29 18:21

    就職活動を断念しました、エネルギー関係の仕事をしているものです。断念した理由は、今の給与より高額な会社のオファーがなく、家内の反対にあったため、やむを得ず断念致しました。

    総合商社勤務をしたことはありませんが、企業文化などを徹底的に調べ、コネクションを利用し、様々な方からお話を聞きましたので、総合商社について理解はかなりあると自負していますので、お答えしようと思います。
    総合商社勤務の方は、逆にお答えできないと思います。立場もあるでしょうし。

    先ず、天下の三菱商事から説明致します。インフラ関係とエネルギーに強みを持っている会社で、私もかなり興味がありました。財閥系トップの会社だけあり、東大などの国立大学出身者もとても多く、知的レベルは非常に高いと思います。総合的にチャレンジをする会社ではなく、安定した事業収益を得る為に失敗も他社より多くなく、どの分野が専門でもダイナミックな仕事が出来ると思います。プラントや金属などに注目しがちではありますが、実は食品分野にも力を入れており、自分の得意分野を活かしやすい環境だと思います。

    それを踏まえ、頻繁に対比されるのが三井物産です。資源会社といわれるほど、資源に対して莫大な資金を投入しています。資源に偏りすぎている面が否めなく、資源やエネルギー価格に業績が左右されがちです。(それがボーナスにも反映します。)
    三菱の堅実さとは異なり、三井物産の社員はアクティブな人も多く、チャレンジ精神としては財閥系でも屈指と言えると思います。

    住友商事は財閥系の中でもあまり目立たない位置にいます。他の財閥系会社との大きな違いは、系列の会社とのやり取りが非常に多い点ではないでしょうか。住友商事に限らず、住友系列の会社は体育会系と言われ、財閥には大変珍しい本当の泥臭さがあります。メディア部門などに強いと言われてはいますが、派手好みでない方にお薦めです。

    伊藤忠商事は非財閥系の中のトップクラスの会社です。特に繊維に大変強く、これは双日と重なる部分があると思います。ただ、双日(旧ニチメンと旧日商岩井の合併会社)は、繊維部が弱くなったり強くなったりと上下するのに対し、チャレンジ精神が旺盛な伊藤忠商事は、圧倒的な財力と人的資源で繊維業界のトップを走り続けています。この会社の社員は独立精神も大変旺盛ですので、失敗を恐れません。だから、高リスク高リターンを好みます。

    丸紅は、もっとも地べたを這う営業を好む会社です。何よりも食料など個人の生活に密着している商材を得意としているので、出会う人もおしゃれでは決してありません。ただ、商売の基本と言われること全てを叩きこんでくれるので、自分で商売をしている感覚を一番持つことが出来る会社でもあります。

    双日は、前述のように合併してできた会社ですので、統一感があまりありません。ニチメンは繊維を得意としており、堅実で勉強熱心な地味な社員がとても多いです。対して日商岩井は、派手で華やか。失敗も恐れない雰囲気がありますので、いる人のカラーが統一されていないといえましょう。財閥が扱えないニッチな仕事などをしたい方は双日のカラーは楽しめるのではないでしょうか。

    豊田通商は、トヨタの仕事が中心になります。トヨタが大規模化してきているのでそれに伴い、大企業になってきたイメージがありますが、正直その通りです。最近はその他の事業も増えてきましたが、やはり依然としてトヨタがあるから大丈夫という社内雰囲気は残っています。

    それぞれの会社毎に特徴は全く異なります、一つでは重宝されても、もう一つではキャリア採用は、外部と考え、なかなか中に入れないなども聞きます。自分にあう会社を見つける為に、ゆっくりと時間をかけて人生を見つめなおすことが大切です。

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