いま全く別の仕事をしていますがシステムエンジニアへの転身を考えています。正社員は難しいですか?契約社員などからはじめた方がいいのでしょうか?
- 転職ステーション
- IT・コンピュータ・ゲーム系職種
- システムエンジニア(SE)
- みんなのQ&A
- システムエンジニアへの転身で正社員は難しい?
質問
システムエンジニアへの転身で正社員は難しい?7view
最新の専門家コラム
- 40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
- 転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
- 合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
- 転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
- 会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
1件の回答
契約社員が多いのは事実ですね。特に未経験であればその傾向が強いかもです。
また、正社員の求人であっても採用後に即正社員となるとは限りません。最初は契約社員として一定期間実務を行い、その成果をもって正社員となることがあります。これは、最初の数か月間を試用期間とする、という意味ではありません。正社員採用の試用期間であれば、試用期間終了時に本採用を取り消すことは労働契約の解約、即ち解雇に当たるため正当な理由がなければできません。しかし、短期間しか契約していない契約社員であれば、期間満了時に更新しない(雇い止め)が比較的簡単になります。
企業としては、数回の面接で見極めることは実質不可能であるため、いきなり正社員として採用することはハードルが高いのです。それに加えて、正社員になりたければこのぐらいの仕事はして貰わないと困る、といった形でプレッシャーをかけることもできるため、契約社員で採用することは企業側に大きなメリットがあります。
そのため、正社員採用であるのか、契約社員採用から正社員を目指す形となるのか、この点は要確認項目となります。
また、これはシステム系の会社の構造的な問題なのですが、システム開発の現場では、親請け、子請け、孫請け、といった形で複数の企業がシステム開発に関わることが多くあります。孫請けよりも子請けが有利であり、子請けよりも親請けが有利という構図になります。そのため、企業は親請けの立場になることを望みます。親受けの企業で求められるシステムエンジニアは、顧客から要件を引き出せるエンジニアとなります。そのため、多くの企業では管理面秀でたシステムエンジニアを求める傾向があります。開発案件の確保、及びその後のプロジェクト管理に重きを置き、実際の開発作業は子請け企業や協力会社に委託することで、開発費用を安く抑えて収益を増やすことができるのです。こういった需要の高い人材であれば当然に正社員雇用の確率も上がります。将来的にはそういった立場へのステップアップをすることで正社員としての確固たる立場が確立されるでしょうね。