外資系投資銀行勤務中の40代男性です。ヘッドハンティングで現在の会社に入りました。
給与は日本の会社に比べて多く頂いていると思います。
自分が好んで入った業界ですが、総合商社への転職を考え始めました。きっかけは、同僚の総合商社への転職です。同僚から、給与は随分下がったが、(2分の1前後程度)安定感と自分のやりたい事を下から言うことが出来る雰囲気が気質に合っていると話を聞きました。
調べてみると、外資系投資銀行出身者や戦略系コンサルタント、監査法人など出身者が転職に成功しているように感じるのですが、面接で重視されるところはどのようなところでしょうか。
尚、私のタイトルはVPです。邦銀に比べ、かなり大規模なM&A案件など手掛けている自負があります。他の面接者は、どのような方がいらっしゃるかわからないのですが、現在頂いている給与を考えるとかなり合格率も高いのではないかと期待しています。
質問
どのような人材が総合商社の転職面接で好まれるのか?75view
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回答
2件の回答
外資系投資銀行出身者ならヘッドハンティングの嵐ではないでしょうか。
総合商社勤務15年のものです。私の部署にも数人、投資銀行出身者が在籍しています。
面談の事は人事部ではないので具体的には申せませんが、確かにM&A案件のプロフェッショナルは面接に受かりやすい傾向があるのは否めません。ただ、入社すると外資系の皆さんは性格がまるくなるというか、かなりゆったりとした雰囲気に驚かれるケースがあります。
私の部署にキャリア採用として来られた方に共通することがいくつかありますので、面接のお役に立てばと思い、記載しています。
先ず、各自専門分野があるということ。そして、前職でリーダーとしてプロジェクトを成功に導いた経験を保有していること。語学が堪能で、自信に満ち溢れていること。
この3点ではないでしょうか。
私を含め、新卒採用から入社し10年以上経過してしまうと、極めるというより全ての事にオールマイティに出来るようになることを目指し始めます。だからこそ、専門的な知識を求める傾向があるように感じられます。
どのようなお立場で入社をされるか文中では分りかねますが、M&Aの専門家としての知識は、今の商社のビジネススタイルには必要なものです。自社社員を育て上げるより、スピードが勝負の世界なので、外部から能力のある人を引き抜く風潮でもあります。
ご検討をお祈りしております。
元大手総合商社出身で、シンクタンクに転職したものです。女性ですのでお役に立てるかわからないのですが、転職経験ありの身分としてお答えしようと思います。
先ず、商社の面談は、前職の給与や内容はあまり見ていません。(見てはいますが、色々な方がいらっしゃいますので、やはり自身を持ってこられる方も多いです。)
現在の役職がVPということは、課長級と捉えればよろしいでしょうか。外資ではどのような方が上に上がるのか少々わかりかねるのですが、まだ総合商社内では年功序列の面も若干あり、各段に能力がある方以外は役職にも就けない方も多くいらっしゃいます。(年齢が上がったからといって上に行けるわけではありません。年齢が大変若いのに上に行っているのはかなり一握りであると申し上げたいのです。)
ご質問は、「面接で重要視されるポイント」ということでしたが、「商社は人」という言葉をお聞きになったことがありますでしょうか。
私もシンクタンクに現在勤めていますが、やはり商社の人間は魅力的だったと思う事が沢山あります。先ず、トップダウンの形式を重んじる日本企業独特の雰囲気より下から意見を突き上げて、面白い話を具体化させる感覚が皆あります。
「自分のやりたい事はどのようなことなのか。」
「将来どのようなビジネスモデルを持てば、生活が楽しくなるのか。」
その2点を自分なりの考えで意見できる、勢いのある人間を好みます。外資系投資銀行である・戦略コンサル出身など、M&Aが得意という強みはアドバンテージになると思いますが、本当に日本的な部分でその人の人物力が評価される傾向が高いです。
正直、総合商社は多くの日本人がエリートの勝ち組と思いがちです。ただし、総合商社へ勤務するということは、ゼネラリストになるという事。スペシャリストを目指し、外資系などに勤めていた方とは、雰囲気が違います。だからこそ、熱い心の部分をかなり重要視しているのです。
転職をしてみて初めて気がつきましたが、古い体質に思いがちな総合商社ですが、風通しの良さはあると感じています。又、個々の能力が高く、夢を語れる人材も豊富でエネルギッシュです。ただし、思ったよりも総合商社での勤務は市場価値が低いことにも気がつきました。
今までと畑違いの場所に行く楽しみもあるでしょうが、ゼネラリストとして生きる生き方でよいのかと、自分のやりたい事を明確に言うことが出来るのか。これをもう一度自分に問いかけてみてください。